QRコード決済、電子マネー超す 2021年取扱高7割増
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
既存電子マネーがボヤボヤしている間に、新興キャッシュレスに抜かれてしまったわけですね。要するに手数料が高すぎるのです。
また、Suicaの場合は特に、自社データセンターを持たないような中小企業は、導入する店舗ごとに【ISDN回線もしくはADSL回線】を引くことが必要になります。よりによってISDNとADSLの二択!
前職でJR東日本メカトロニクスとやり取りした時に、ISDNかADSLを引くよう求められた時は、言葉を失いました(JR系施設へ出店するのでSuicaを入れない選択肢はなく、仕方なく回線を引きましたが)。
もうすぐサービスの終わる回線をSuica専用に引くなんて、ナンセンス過ぎてやってられません。これも地味に普及の妨げになっているのではないかと思います。
一方、特にPayPayは、手数料無料やポイント爆増のキャンペーンで、普及に努めました。
結果は出るべくして出ているのです。モバイルQRコード決済を受け付けるところがどんどん広がっています。決済ビジネスは2 Sided Modelなので、利用者と利用場所の両方を拡大する必要があります。
初期段階では利用者の拡大キャンペーンを実施。その利用者の送客効果で受付マーチャントが増えています。日々利用するスマートフォンがベースになっているのもモバイルQRコードが強い理由。
頻度利用では、クレジットカードやデビットカードを抜いています。ご参考までにhttps://www.ncblibrary.com/posts/79462すでに忘れつつあると思いますが、つい数年前までは、ある程度電子マネーが浸透した日本ではQRは普及しないのでは?という論調も少なからずありました
店側もユーザー側も導入コストが低いというのはやはり根源的ニーズだったということ
やはり、電子マネーの読み取り端末のコストが高止まりしていた、ということが決定的でしたね
携帯が普及する前は、公衆電話が多い日本では携帯は普及しないのでは?とか、ガラケーが進化した日本ではスマホは普及しないのでは?みたいなのともどこか共通する現状維持バイアスだと思うので、「ひっくり返る事例」を頭に忘れず焼き付けておくことが大事と思います