【予言】もはや嗜好品。10年後「肉税」が導入される
コメント
選択しているユーザー
外部不経済(事業活動による市場外部 (環境など) への負の影響)を内部化し、価格に転嫁しようとする動きは、どの産業でも今後促進されていくものと考えます。その動きが事業者からなのか、業界団体からなのか、法規制からなのかというのは産業により異なると思いますが、ファッション業界のように地球環境への悪影響イメージがブランドに直接圧し掛かるような業界と異なり、畜産業は現時点で消費者から生産者の違いが見えにくい構造であるため、生産者が自主的に環境コストを価格に転嫁するというよりも、国などが炭素税のような形で税金をかけていくほうが想像しやすい状況ではあります。なお、ファッション業界はオールバーズなど先進的な企業で環境コストの自主的内部化が目指されています。
なお、欧州で議論されている肉税は、その徴収金を畜産保護やアニマルウェルフェアに充てることも考えられているようです。温室効果ガスを排出しにくい畜産イノベーション(代替肉に限らず)などへの拠出も考えられそうですね。
注目のコメント
英オックスフォード大学の研究によれば、牛肉には少なくとも40%の税金をかけないと、その生産プロセスにおける環境負荷や温暖化のマイナス減少が、相殺できないというレポートがかねてよりだされていました。
それくらい、牛肉は環境負荷がたかいという認識が、気候変動へのクローズアップを経て大きく広がるようになっています。
また新しい世代は、代替食品やベジタリアン、ヴィーガンといったカルチャーなどもすすんで吸収しており、イギリスでは過去数年間、実は肉の消費量が大きく減少していることが話題になっています。こうした中で、「21世紀の食品企業」がつぎつぎと生まれてきている内情をおしゃべりしました。おはようございます。未来を覗き見、伝書鳩TVの時間です。
欧州では真剣に議論されているMeat Tax。
今回の予言は、3人の意見がまるっきり分かれます。どちらの言い分もあり得そうですが、皆さんはどう思われますか?
伝書鳩のラスボスことぽっぽ(鳩)の立場もご笑覧ください!いずれにしろ肉の値段が上がっていくだろうという前提で、それを税金をかけて実現するのか、市場メカニズムで解決するのかの議論になっていますが、個人的には後者になるべきと思います。税金だとしても「炭素税」的な温室効果ガスの排出に対してかけるべきで、生産プロセスでの対策度合いに関わらず税金がかかると対策が進まないし、倫理的な問題を除けば問題は温室効果ガスの排出なのでそちらに規制をかけるべきと感じます