2022/4/20

【秘密】日韓ユニコーン28社公開、なぜ「韓流」が強いのか。

NewsPicks 編集部(シリコンバレー支局長)
知っているだろうか、韓国では1100億円以上の企業価値を持つユニコーン企業が、大量に生まれていることを。しかもその数は日本をしのぐ。
2021年に米国のナスダックに上場した、韓国版のアマゾン「クーパン」。その後に続けと、韓国では日本の10社のほぼ倍になる18社が台頭している。
経団連は12日、2027年までの5年間でユニコーン企業を約100社生み出す提言を政府にしたばかりだ。
意欲的な目標に向かって動き出そうとしているが、スタートアップ業界では今韓国が大きくリードしていると言えるだろう。
NewsPicks編集部は、次のクーパンとして注目を集める「タングン・マーケット」共同創業者キム・ヨンヒョン氏をインタビュー。
日本を含む海外市場を必死に攻める彼らの意気込みから、韓国スタートアップの強さの理由が見えた。
INDEX
  • 海外マネーも流入する韓国
  • ご近所さんに嘘はつけない
  • 7万人の「掲示板」から生まれた
  • 韓国ユニコーンが増える理由
  • 大企業→スタートアップに流動
  • カナダで奮闘する日々
  • 次世代の人に道を開きたい

海外マネーも流入する韓国

まず、どんなスタートアップが頭角を現しているのか見てみよう。