【ドキュメント】K-POP、「メガヒット連発」の舞台裏
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日本時間の今日、アメリカではグラミー賞が開催されます。今年もノミネートされている韓国のボーイズグループBTS。2020年にDynamiteでBillboard1位を獲得して以来、新曲を出すたびに1位をとる快進撃を続けています。
昨年、ファンダムの観点からBTSがアメリカで成功した理由を特集しました。ただ、もとの曲が良いものでない限り、それだけの熱いファンは生まれません。今回の記事では、K-POPのものづくりの仕方を徹底的に取材しています。
BTS、イカゲーム、パラサイトなど、「最近韓国コンテンツが勢いあるな」と感じている読者の方も多いかもしれません。ほんの数年前まで、こうしたコンテンツの主な輸出先は日本、そしてアジアでした。
それがこの5年ほどで、エンタメの聖地であるアメリカを含め、世界への輸出が急増しています。その裏には、どんな秘密があるのか。
韓国コンテンツが大好きという方も、普段あまり見ないという方も楽しめるよう、ラインナップを精一杯準備いたします。ぜひ、お楽しみいただければ幸いです。これまでの分析でありそうでなかったこの視点。スウェーデン・コネクション。まっておりました、岡さん。
Kコンテンツについては、日本からの視点だけでみるとグローバルの位置付けは見えてこない。なぜならば、下記の諸点があるからと私は考えます。
1)Kコンテンツにとって最初の海外市場が日本であったこと
2)それが故に日本市場向けの売り方がグローバルとは異なること(歌詞のローカライズ、日本人メンバーのいるグループが人気が出やすいなど)
3)日韓の政治的な緊張関係
4)ファンがスルメを食べるようにコンテンツを最後の最後までしゃぶりつくす(数年前のコンテンツがまだ人気。「愛の不時着」についてまだ第一線で議論が続いていることや、永遠とも言える「冬ソナ」ファン)
5)日韓の社会的な類似点が多い
あわせて中山さんのご指摘もその通りと思います。
日本市場はある意味で特殊とも言えます。
残りの記事でも本記事のように、グローバル視点でのKコンテンツの大解剖を期待しています。
下記の過去記事もあわせて、本特集を読むと理解が深まると思います。
カン・ハンナさんによるプロピッカー新書
https://newspicks.com/news/5133638
イカゲーム(こちらもハンナさん)
https://newspicks.com/news/6269846
パラサイトアカデミー賞(こちらは私で政治社会的視点から韓国の映画シーンの発展に迫りました)
https://newspicks.com/news/4620752
私は10年ほど前までは、そこまで韓国カルチャーに関心は持っていませんでしたが、韓国はカルチャーだけでなく政治経済安全保障に至るまであらゆる要素がてんこ盛りであることをある知人エコノミストとの会話で気がつき、観察対象(とコンテンツを楽しむ対象)として、関心をもってここ数年みています。この経緯となにがどうてんこ盛りなのかは、今月中に「トピックス」に書こうと思っています。
私が最も関心を持っているKドラマも大きな変化と遂げています。常に視点のリフレッシュをしていく必要があります。(「少年裁判」、「39歳」、「二十五、二十一」を見終わったばかり。こちらも新しい要素が色々あった)韓国コンテンツ躍進の裏側の記事とのことで、どうせ国を挙げてソフトに振ったおかげで、それに比べて日本は、、という記事かと高を括っていたら、スウェーデン人の活躍と、ヒットを生むすり合わせ型の曲作りという内容でいい意味で裏切られた良記事でした
翻って日本の音楽業界でスウェーデン人が大活躍する絵が思い浮かばないのは、本気で世界を目指しているかどうかの差なんでしょうね