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感染研がエアロゾル感染認める 飛沫、接触の報告書から一転

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    順天堂大学医学部総合診療科 准教授

    エアロゾル感染は定義がハッキリとしていないのが現状です。飛沫感染と空気感染の間の位置づけになるのでしょうが、これは明確にここまでが飛沫感染で、ここまでが空気感染と区別する事は出来ません。

    ちなみに空気感染の定義は飛沫核という微小で浮遊する物質による感染で、飛沫感染は飛沫による感染です。

    空気感染、エアロゾル感染では感染対策が飛沫感染と異なり、N95マスクが必要となりますが、正しい使い方をしなければ効果は発揮しないことと、正しく装着すると30分程度で息苦しくなるため、これまでの感染対策の継続が大事になります。特に空気の入れ替えを心がける事が重要になります。


注目のコメント

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    専修大学 商学部教授

    日本を代表する感染症研究機関が世界の常識に逆らいながらも、頑なにエアロゾルによる感染を認めていないことにはかねて違和感がありました。想像ですが、感染研はダイヤモンド・プリンセス号の調査報告で、世界に先駆けて「原因は飛沫感染」と結論付けて注目を浴びており、これが要因かもしれません。

    「ダイヤモンド・プリンセス号新型コロナウイルス感染症事例における事例発生初期の疫学」(IASR Vol. 41 p106-108: 2020年7月号)
    https://www.niid.go.jp/niid/ja/typhi-m/iasr-reference/2523-related-articles/related-articles-485/9755-485r02.html

    現在は欧米の基準に倣い、例えば航空機の感染対策基準では機内の空気が3分程度で入れ替わる性能の換気システムが必須になっていましたし、新幹線や特急列車では6~8分程度で空気が入れ替わるというアナウンスがされています。

    研究機関なので「それ」はないとは思いますが、エアロゾル感染を積極的にアナウンスした場合、在来型列車の運行停止、新しい換気システムが備え付けられていない職場や学校の閉鎖が必要になると「日本では迅速に判断されそう」なので、その原因を出したくないという意思が働いたのかもしれません。しかし、国家を代表する厚生労働省附置の研究機関ですから、そうだとは思いたくありません。

    世界では「エアロゾル感染」の存在はすでに常識的に扱われていましたので、感染研がいまになって見解を変更しようとも、実質的な影響はまったくないと思います。また、エアロゾル感染があるなら下位概念としての飛沫感染は当然にありますので、マスクによる予防はある程度意味があるはずです(防御の程度に関しては議論はあると思います)。


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    感染研の「報告書」の変化の事実は存じ上げませんが、科学的な知見というのは、研究結果の蓄積とともに、少しずつ変更が加えられアップデートされていくものであり、急に感染経路が変化したというものではありません。

    また、ウイルス自体の変異に伴う変化もあり、オリジナルのウイルスとオミクロンでもその伝播性には大きな違いがあるという点も認識しておくべき点だと思います。

    エアロゾル感染と飛沫感染は互いに相反するものではありません。新型コロナの感染流行においては、両者が併存し、連続的なものです。つまり、エアロゾル感染の存在は、飛沫感染を否定するものではありません。両者ともに、重要な感染経路と考えられています。

    よって、重要な飛沫感染対策の一つであるマスクの重要性にも変わりはありません。ただし、特にこのオミクロン流行下において、2メートルの物理的距離があっても換気の悪い室内では感染が成立しうるということが、このエアロゾル感染の存在が知らせてくれる大切なtake home messageの一つだと思います。


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