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注目のコメント
>メンツを失わない形で落としどころを探っている
これが繰り返される外交交渉の本質でしょう。ロシアだけではなくヨーロッパにも同様です。
どちらが有利というわけでもなく、結局は両者が拳をどう下ろすかを探る。それに窮した時に、武力衝突という惨事が起きてしまう。ヨーロッパ的に、フランスがやはりカギを握る気がします。ショルツ首相の狼狽した様な表情が物語るように、ドイツに交渉力がある様にも考えられません。欧州のLNG輸入、1月4倍 ガス確保前進でロシアに対抗:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB07CH60X00C22A2000000/
添付の記事から推測し、プーチンが軟化した理由は、ヨーロッパとアメリカが、ロシア産天然ガスの代替策を講じ、ほぼ対応が見えてきたことが大きいと考えられます。
プーチンとしては、天然ガスを武器にするつもりだったのですが、意外に早く対応されてしまい、その効果が小さくしかもロシア産天然ガスの輸入停止となれば、ロシアの財政が悪化し、ソ連崩壊の理由と同じことになってきます。
しかしウクライナ問題で譲歩の仕方を間違うと、それが弱腰と言われて、プーチンの人気を下げてしまうこともあり得ます。
プーチン、結構窮地ですよ。