留学生の新規入国、段階的緩和へ 国費生を優先 政府方針
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「入国制限の長期化で留学先を別の国に変更する動き」。残念ながら東大の知り合いと話していても、トップ層の学生ほど日本の大学を敬遠する動きは不可逆になってしまったよう。鎖国政策の中長期的なダメージは計り知れないほど巨大だ
注目のコメント
留学生に対する措置もそうですが、世界のなかで、日本が人気があって、みんな日本に来たがっている、という認識で政策が運営されているのではないかと思わされます。日本は選択肢の一つに過ぎない、選んでくれる人は大切だという前提に立つことが重要ではないでしょうか。
絶望です。今週、2年前に入学し、一度も日本にこれていない学生が、一度も日本にこれる前に卒業するのは忍びないと、修士論文の提出を敢えてしませんでした。日本には入国できないからと、せっかく採用できそうだった極めて優秀な学生も、別の国に行ってしまいました。
こうした悲しいストーリーの只中にいるので、一層そう思います。日本の未来に関わり、日本に魅力を感じてくれている方々に、この仕打ちは残念です。
もちろん、関係者の方々の優先順位は理解します。ただ、この優先順位は、私にとってはとても残念です。今回緩和の対象になっているのは国費留学生のみです。しかし、全留学生のうち国費が占める割合はごくわずか。すなわち、私費留学生のほうが圧倒的に多いです。
昨日規制緩和の報道が出た段階で、入国できないで苦しんでいる学生に日本語のニュースサイトのURLを送りました。その後、すぐに
yes, for mext scholarship (原文ママ)
とだけ返事が来ました。自分が対象外であることを既に知っていました。
みなさんが既に指摘されている通り、日本の応援団となりうる人、将来貴重な人脈となってくれる人たちを失い続けていることは非常に残念でなりません。
また、自分にとっては例えば1年という期間は去年のそれとほとんど変わりがありませんが、彼らにとっては2-4年しかない学びの中で少しでも日本に来るチャンスを削られるということは気の毒でしかありません。
平成29年度11月1日現在 外国人学生数
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400072800.pdf