“コロナで共通テスト未受験 個別入試で判定を”文科省要請へ
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日本で一番受験者が多い国立大学に、こんな特別な対応をとれと突然言われても不可能です。共通テストは5教科7科目を110点満点に圧縮、2次試験は英数国に文科系は社会2科目、理系は理科2科目のいずれも論述式の試験を課して440点満点。合わせて550点満点で合否が決まります。共通テストの150点の違いが数学1題でひっくり返るので、共通テストは実質的には足きりにしか使いませんが、合格ラインは小数点以下の争いになるので、こんな恣意的なルールを持ち込むのは不可能です。
理科Ⅰ類だけでも足きり後の受験者が約2500人。これが小数点以下の争いをするというのに、「配慮」なんて入り込む余地はありません。この「配慮」は不公平の原因となるからです。もともと病気の場合の対応は共通テストの追試で行うはずで、それでも無理なら韓国のように病室でもうけられるようにするなど考えていただくしかありません。文科省が現場に責任転嫁しようとしているとしか思えません。濃厚接触者も受験不可とした「失敗」のリカバリーの意味合いもあると思われます。それはともかく受験生には朗報です。オミクロン株の感染力は、きょう元気な受験生もまったく安心できません。ただ、土壇場になっての突然のアナウンスなので、大学側は大変でしょう。文科省だけがいいとこ取りをして、リスクをすべて現場に丸投げしているようにも見えます。でも受験生のためなので、なんとかしのいでください。
新型コロナウイルスに罹患してもチャンスが得られるのは
とても良い対策だとは思いますが、
これはこれで平等と言えるのか微妙な気がしますね。
そもそも論で、体調の崩しやすい厳冬期に
一発試験で入学選考してるのが一番の問題です。
根本的な対策が必要だとは思いますが、
英語の民間試験利用のゴタゴタも含め、
文科省から出てくる対策がどれも微妙なのが悩ましい。