「接種証明アプリ」入力ミス続々、誤った内容が表示される恐れ…政府版きょう稼働
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早速、発行しました。マイナンバーカードとパスポートがあれば2分で発行できます。UIUX、ものすごくいいです。しかも海外用はワクチン接種証明の国際基準であるSMART Health Cardsを使っている。以下のデジタル庁のページにストアへのQRコードがあります。
https://www.digital.go.jp/policies/posts/vaccinecert
この読売の記事がなぜか書いていないのは、VRSの記録の修正が必要な約10万件というのは全体の0.1%でしかないこと。自治体の皆さんが、これまでに膨大なデータの修正を済ませている。12月17日の牧島大臣の記者会見でも明確に0.1%というのは発言しているのでメディアが知らないはずはないので、ダメなところを拾ってあえて指摘した記事。デジタル化を進めるにはメディアの理解も不可欠。
牧島大臣記者会見(令和3年12月17日)
https://www.youtube.com/watch?v=dk9AAGm__CI&ab_channel=%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E5%BA%81私の住むニューヨーク市内では、接種証明アプリの提示が全インドアダイニング、ミュージカルやオペラなどのイベント会場で義務化されています。ただし、オミクロンが主流になりつつある今、2回接種の「感染予防」に対する効果は不十分となってきており、感染拡大を防ぐ目的で行われてきた接種証明アプリの活用は、科学的には形骸化しつつあるとも感じます。
なお国際間移動においてはそれを求めている国が多いため、必要とされるアプリだとは思いますが、その意義はやや不透明になりつつあるのかもしれません。特に、日本ではすでにワクチン接種率が非常に高く、接種率向上の意義は限定的のため、国内での活用は見直しが必要かもしれません。もうほとんど使われなくなった接触確認アプリCOCOAのようなことにならないことを祈るばかりです。ただ、今回は単純な構造であるはずなので、すでに発覚している入力ミス以外はあまり心配はないと思っています。入力ミスも本人が確認すればいいので、とにかくローンチすることが大切でしょう。ワクチン検査パッケージが稼働するには必須のツールです。もっとも、オミクロン株の猛威で、2回接種のありがたみが薄れています。3回目接種をめぐってこのアプリが本当の意味を持つことになると思います。
それはそれとして、私はマイナンバーカードをつくっていないので、このアプリの圏外にいます。個人情報管理の透明化が進み、誰もが安心してカードがつくれるようにすることがまずは大切です。