ワクチン接種記録約16万人に誤り デジタル庁 自治体に修正要求
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「接種日が実際と異なり、1回目が2回目よりもあとになっていたり、未来の日付になっていたりしていて、エラーとして検出された」分が16万件とのことですので、エラーとして検出されていない誤った記録は途方もない数字に上るのでしょうか。
入力の際にエラーチェックを付けることは問題なくできるはずですが、接種会場の設置者が表計算ソフトなどに手入力させたものを集めてきて政府が集計しているからこのようなことになるのだと推察します。チェック機能の付加については少なくなる方法がいくらでもあるだけに残念です。専用の入力システムを使ってこの状態であれば別種の問題になりますが、やはり非常にまずいことになるでしょう。
報道で紹介されているように、今後アプリを「証明書」として機能させようとするのですから正確性が保証されないと使われるはずがありません。接種証明書は渡航の際の提出用途にも利用されると思われますので誤りは確実に正されないと利用できるはずがありません。
万が一誤りが存在したまま外国から指摘され、さらには「日本の証明書は国際的に証明書としての効力を有しない」などになれば商用目的の渡航などに大きな影響が出ることは確実ですから、高い優先順位をもって修正される必要があるでしょう。これは良いニュースです。
早とちりで勘違いする方がいるかも知れませんが、
システムの管理者としてのデジタル庁がきちんと機能しているということを示すニュースで、本来であれば、見出しは「デジ庁、自治体の誤りを指摘、是正指導!」とすべきところです。
今回は自治体のワクチン接種データですが、医療分野に限らず、これから立ち上げるスマートシティのデータ連携基盤など、地方創生やインフラ保全などデジタル化が進む様々な分野にシステムの視点で横串を刺していくデジ庁の活躍に期待します。これを自治体側の入力ミスだという論調で言われるのに少々違和感があります。
元はと言えば国のシステムの出来が悪いことが原因なんじゃないかと思いますね。
バーコード読み取りの精度が悪かったり、他システムとの連携が利きづらかったり。なかには入力時にハジけるエラーだってあったんじゃないですか?
ましてや、最初っからムリ目なスケジュールだったのに、それを途中で前倒したり、扱いを変えたり、ワクチン供給量が減ったり、こちとら一年国に振り回されたのです。
泣き言言うなって話ですが、そりゃ入力ミスくらいしますよ。