異色スタートアップが先行、動き出した10m級無線給電市場
日本経済新聞
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注目のコメント
下記は無線LANの通信距離についての記事ですが、電界強度と距離の関係については無線給電も同じです。電界強度は距離の2乗に反比例します。すなわち、距離が離れるとものすごい勢いで減衰します。これが、遠距離無線給電の難しさです。
無線 LAN と通信距離について(1)
https://www.silex.jp/blog/wireless/2011/11/-lan-1.html本記事とは少し離れるが、10mでさえこれだけ話題になる。だから先日の下記ソフトバンクの「基地局から無線給電」という記事にそういった観点でのコメントが色々多かった。
https://newspicks.com/news/6330058
個人的には、無線給電の技術は重要だと思う。ただ一番期待しているのは「低消費電力のIoT機器に、無線給電で、たまに充電」というユースケース。
これがあれば、IoT機器は設置するだけで良く、電源・配線などを考えなくて済む。そしてたまに本記事のようなものを持ってきて、そこらへんをがーっと充電。山崎先生もご指摘の通り、そもそもの物理的限界がこの技術の難しさであり、また健康被害などの懸念が心配です。小さいデバイスの給電よりもEV車の充電を駐車するだけでできる駐車場とかのユースケースにも期待したいです。