議員会館の悪しき慣習…「胡蝶蘭」の“大量廃棄の現場”
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注目のコメント
ぎょぎょっ、これは、知りませんでした。
文科省の政務官を拝命したとき、胡蝶蘭をたくさんいただきましたが、うれしくて、一通一通お礼状を書き、政務官室や議員会館に飾り切れないものは、ご意向を聞いてから、役所の各課室に配ったりして、自分の所のものは、最後の一花がおちるまで、愛でていましたよ。(もうほとんどお花ないから片付けましょう、と言われても、まだ咲いてるよ、と言ったりしてました。)
政治家全員が全員、こんな無神経なことをしているわけではありませんということで・・・。
(気持ちとしては、障がい者施設や児童養護施設等に送れたらいいのですが、もちろんそれは違反なので、できません。)これは葬儀や仏花、出店祝い等すべてそうだと思いますが
そもそも花は食べるわけではないのでほぼ捨てられることが前提で栽培されています。
「花を捨てるのがもったいない、怪しからん」
となれば花屋も蘭生産農家も廃業です。
そもそも世の中の多くもの、特に販促物やイベント用品のほとんどが数日で廃棄されることを前提に、デザイン制作配送されているかと思います。
選挙ポスター、チラシしかり。
なんとなく生花だと罪悪感があるという話に過ぎないと思いますし
総量でいったら、私たちが日々廃棄している生ごみとかと比べて、ごくごく小さな規模の話。
この手の中途半端な話題は、特定の業者を苦しめるだけのことのように思います。
しいて言うなら、議員会館敷地内に畑でも作ってそこで堆肥化し野菜でも作ればいいと思います。胡蝶蘭は非常に長持ちであることも縁起が良く好まれる点ですが、その命を全うできずに廃棄されるのは悲しい限りですね。SDGs やサステナビリティへの意識が高まっているこのご時世、記事にしたら話題性があることを狙っての報道だと思います。
議員へ所有権が移った後に、選挙区内の人に渡すことは公職選挙法上禁止されているところも、余剰胡蝶蘭有効利用の阻害となっているのでしょう。
一方で、贈るほうも受け取るほうも、古くからの慣習に囚われず、無駄が少ないスマートな贈り受けのために出来ることは色々とあると思います。
例えば議員側は一定量お花を受け取ったら、これ以上は不要とWebページやメールマガジンに記載すること。贈る側はカード式でWebページから選べるカタログギフトを送ることなどです。(カタログギフトは金銭でなく物品なので当選祝いでも大丈夫なのだそう。)
本記事に反響があった通り、廃棄するとわかっていながら受け入れ続けることは悪と捉えられかねず、人気が落ちるリスクとなると思いますので、まずは贈られる側から策を練る必要があると思います。