中国の中古ブランド取引、偽物排除へ「AI鑑定」拡大。画像認識で精度99%も
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身近にあるものすべてがショールーム化される時代ですからね。機械と人の目によるWチェックで99%ということなので、オンラインで完結させようと思うと実用的とは言い難いと思います。今後の発展に期待。
注目のコメント
シバタ アキラさんがすでに解説されていますが、真贋判定だと
・本物を本物と判定できた (True Positive, TP)
・偽物を偽物と判定できた (True Negative, TN)
・偽物と本物と判定してしまった (False Positive, FP)
・本物を偽物と判定してしまった (False Negative, FN)
があります。
通常、精度 (accuracy)というと
(TP + TN) / (TP + TN + FP + FN)
のことを指します。これだけでいいと思うかもしれませんが、例えば殆どが本物で、1%だけ偽物が含まれていた場合、何も考えずに「すべて本物です」と答えると精度は99%出てしまいます。
精度を議論することが悪いのではなく、精度だけで議論していては「足りない」のです。
その他に適合率 (Precision)、再現率 (Recall)、その調和平均であるF値 (F-measure)やROC曲線 (receiver operating characteristic curve)、さらにはMatthews correlation coefficient (MCC)など多面的に議論するのが一般的です。
Accuracy/Recall/Precisionってややこしくない??
https://qiita.com/K5K/items/5da52e99861483cae876
Matthews correlation coefficient
https://en.wikipedia.org/wiki/Matthews_correlation_coefficient
受信者操作特性
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%97%E4%BF%A1%E8%80%85%E6%93%8D%E4%BD%9C%E7%89%B9%E6%80%A7鑑定アルゴリムが偽物だったりして。99%の精度ってだいぶ高い。「精度」にも色々あって、偽物を偽物と判別する能力から、本物だと判別した時の正解率から、どれもざっくり精度と呼ばれるけど、実際にはその都度都合の良いものを使っていってることが多い。また一部の限られた条件だけで高精度ということもある。報道する側もリテラシーをあげてほしい。
中国の海賊版や偽物のテーマパークやブランドのことはときおり報道され、そのたびに日本は安心、日本が1番、となりがちですが、模倣や問題のあるものかスケールし、獲得した資金を使って正規の方法をとれるようになることはままあります。例えば中国のビリビリ動画ですが、最初は海賊版天国のような状況の動画プラットフォームとしてスケールしましたが、今では日本のアニメ会社にお金を払ってアニメを放映するなどして、真正面からのビジネスをしています。どうせ偽物だから大したことない、どうせ粗いからライバルではない、と言い訳して油断してると、光の速さで追い抜かれてしまう。追い抜かれたときにすっぱいぶどう的に背中を見つめるだけでなく、素直によいところを学びとって、より良い世界を作るほうにシフトすることが大事。