F1、CO2排出量削減を目指してタイヤの使用数を見直し。2022年は複数のレースで供給量縮小を検討
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F1のタイヤの消費よりも、地球上にある7億台の自動車のタイヤをどうするのか。脱石油するなら天然ゴムやシリカなどの素材置換が必要で、さらに加硫時の熱をどうするのか?また、廃棄タイヤの処分など、カーボンニュートラルに向けて、タイヤ業界は大きなチャレンジが必要。それにしても、タイヤサイズが多すぎ、国産OEMは考え方を変えないといけない。
注目のコメント
ピレリのワンメイクを止めて複数のメーカーに自由な技術競争をさせれば自然とタイヤ本数は減る。決勝レース中のタイヤ交換はロスタイムにしかならず、しかし見せ場を作るためにワザと耐久性のないタイヤを求めてきたのだから。加えて予選用スペシャルを禁止すれば輸送本数は激減する。タイヤメーカー間の技術格差がはっきりするので面白いが、それができないのがF1という政治的世界です。
F1は多くの要素が絡んだまるで世界の縮図のようなスポーツだと思います。
環境ももちろんF1の一部に含まれていると思います。
現時点でF1は再生可能燃料とガソリンを組み合わせた燃料であるE10と呼ばれる燃料を使っており、これは将来的にエタノールを主成分とする100%再生可能燃料を使うことを宣言しています。また、そもそもレース中の給油も行われなくなっていますし、F1のマシンに使われるエンジンは世界で最も効率的です。
タイヤに関してはこれが最初の取り組みになるでしょうが、来シーズンからタイヤサイズが13インチから18インチになり低扁平化、タイヤ・ホイール全体に占めるタイヤの割合が小さくなるので同じ供給量でも必然的に二酸化炭素排出量は削減されるのでさらなる削減に踏み込むこととなります。
また、ドライバーの中にも環境に適応できなければF1は生き残ることができないというドライバー(セバスチャン・ベッテル)もいるので、環境への取り組みはまだまだ行われると思います。