去る菅首相がやった仕事「勝手ランキング10選」
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私も記事同様、菅さんが有事においてもやるべきことをしっかりとやってくださった方だと思います。同時に会社におけるCEOとCOOの役割の違いを感じます。有事において将来のビジョンを信じて一丸とする本当のリーダーでありCEOと、有事だからこそ嫌われても何でも身火消しをしなければいけないCOOでは期待される役割もスキルの異なります。この両方を菅さんに求めるには難しいと思いますし、国レベルで両方をやれるスーパーな政治家って本当に稀有だと思います。
そういう意味では、今回の総選挙後、ビジョナリーなリーダーとそれを支える最強の実務家に菅さんになって頂きたいと個人的には思います。
注目のコメント
退陣前に「よくやった」という声が出る首相はむしろ珍しいと思います。沖縄返還の佐藤栄作氏、日中国交正常化の田中角栄氏、消費税の竹下登氏らは後世に残る仕事をしましたが、退陣の時は批判や非難の嵐の中でした。その意味では幸せな首相だったと思います。私はカーボンニュートラルを一番評価します。ただ、学術会議の人事問題は評価できません。あれは間違っています。
NPのコメント欄を見ていると、反菅の批判コメントが目立つものの、退任の際に書いた下記のコメント
「きちんとやるべき事はやっていた印象は持っていたので、何をやってもケチがつく、実務力よりもコミュニケーションが求められるコロナ有事だったのは不幸だった、という印象です」
に1000を超えるイイねがついた(ビックリしましたw)というのは、NP内世論を表しているようには感じますし、記事の内容は同意です個人的には菅さんの実績を評価しているので今回の退任は残念です。
菅さんは「発信力が欠けている」と言われ、選挙の顔として向いていないというのが降板の理由になりました。
しかし、一般的な「発信力」と、菅さんが欠けている「発信力」には微妙な違いがあるのを感じます。
菅さんが欠けているのは発信力ではなく「プレゼン能力」です。
プレゼン能力とは「(内容は同じでも)分かりやすく、印象的に、心に響く説明をする」ことであり、ビジネスマンにとっては重要な能力です。
ビジネスの世界では、自社の「良いところ」を強調して、印象づけ、「悪いところ」を見えなくする必要があるからです。
これを政治家に適用すれば、国民を騙す能力が高いということですよね。究極を言えば、ナチスドイツのヒットラーやゲッペルズみたいな人物に行き着きます。
プレゼン能力が高かった首相としては、中曽根さん、小泉さん、安倍さんが思い浮かびます。このお三方は国民からの支持率も安定し、長期政権になりました。
ただし、政治家に(発信力という名の)プレゼン応力を求めすぎるのは如何なものかと思います。
言葉にばかりとらわれず、先見性と実行力のあるリーダーを求めたいです。