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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    もともと日本が力を入れたのはTPPで、中国は日中韓の貿易協定に熱心でした。しかし、中国寄りで反日感情の強い韓国を含む3国間の協定に日本は乗り難い。そこで中国は日中韓にインド、オーストラリア、ニュージーランドが入るRCEに比重を移し、TPPが挫折した日本も乗って先ごろ発効しています。
    米国が入って中国が入らないTPPは、米国の力を背景に中国を牽制しつつ日本が東南アジア諸国に独自の影響力を発揮できる枠組みでした。一方、中国が入って米国が入らぬRCEPだと、日本は、価値観が共有できるインド、オーストラリア、ニュージーランドと組んで中国に対抗しつつ意見を主張することが精々で、中国に対抗しつつ東南アジア諸国に独自の影響力を発揮することは出来ません。しかも、土壇場でインドが降りて、RCEPの中で中国の影響力が巨大になって、日本の立場は微妙です。だからこそ、米国が降りたのち日本はTPP11を主導して発効し、米国の参加を待つ体制を作ったはずでした。
    RCEPが合意に至ったとき、そして英国がTPPへの参加交渉を始めたとき、中国がどのように動くか気になっていましたが、遂に来たかと感じます。

    https://newspicks.com/news/5900050?ref=user_1228737
    https://newspicks.com/news/5804758?ref=user_1228737

    米国が加わらぬままTPPに中国が入ったら、TPPでもRCEPでも中国が巨大な力を持って、東南アジアに対する日本の影響力は弱まります。TPPが目指した高度な自由化に中国が従うならまだしもですが、米国の参加を待つTPPは、今でさえ自由化の程度を制限しています。中国が参加交渉に当たって東南アジア諸国に影響力を行使して合意内容を緩めたら、日本にとって不利な状況が生まれかねません。TPP11を纏めるに至った日本政府の頑張りに期待したい思いです (^.^)/~~~フレ!


注目のコメント

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    キヤノングローバル戦略研究所 主任研究員

    中国政府は以前からTPPへの加盟を発表したので規定路線です。問題は今回の発表の意図とタイミング。今の習近平指導部の政策はむしろTPPの基準とは逆行しており、近い将来に加盟することは難しいでしょう。中国側はTPPを米国主導の「中国包囲網」の一環とみています。バイデン政府がアフガン情勢などの対応に追われている間に、楔を打ち込む意図があったとみています。


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    拓殖大学大学院 客員教授

    中国がTPPへの参加を正式に申請したのはサプライズ。「中国は創立のときのメンバーではないし、参加申請の過程で資格要件に関して中国は厳しい審査を受けるだろう。いじめにあうのを避けたいので中国は参加申請をしないだろう」というのは我々の常識にすぎない。中国はTPPの参加国となったあと、リーダーとなって参加国を「管理」する自信があるのだろう。こうなると次に注目したくなるのは韓国の動き。参加申請をするのかどうか。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    TPP、米国は加盟手続きから撤退しましたが、メキシコ、日本、シンガポール、ニュージーランド、カナダ、オーストラリア、ベトナム、ペルーの8か国が加盟手続きを完了し、2018年末に発効しています。
     発効、というのは、これからサービスや貿易の自由化を加盟国間で進めていく取り組みを始めよう、と、合意したということです。まだ関税が下がったりしたわけではなく、作業部会や各部門の委員会をどういう構成で立ち上げていくか協議している段階です。中国がこれから加盟して、協議に参加していく時間的余地はまだ十分あるでしょう。
     英国も、2021年2月に加盟を申請しています。英国は、まだ加盟の承認を待っている段階です。既存の全加盟国が承認すれば、英国もTPP加盟国として協議に参加することになります。中国も、まず既存の全加盟国の承認を得てから、加盟することができます。

    https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000022863.pdf


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