2021/9/5

【新潮流】一泊16万円。クルーズ史に残る、需要爆発の理由。

NewsPicks 編集部(シリコンバレー支局長)
新型コロナによって大打撃を受けている旅行業界。
その中でも、純粋にレジャーを楽しむクルーズ業界のダメージは大きく、2020年3月から、ほぼ全ての船の運航がストップした。
しかし、そのクルーズ業界が、空白の1年半を経て7月から徐々に運航を始めている。
そこに見えているのが「繰り延べ需要」だ。
クルーズ好きの客が、旅行をずっと我慢してきた需要がここにきて爆発している。2年以上先の世界周遊プランが3時間で完売するなど、各社でソールドアウトが続出しているのだ。
世界の一大レジャーであり、成長を続けてきたクルーズ業界。嵐の後に、光は差すのだろうか。

現代クルーズのパイオニア

世界でクルーズを楽しむ人たちの80%が、若者や家族連れも楽しめる、手頃な「カジュアルクルーズ」を楽しんでいる。
カジュアルクルーズは、1泊約1万円から。