ソニーとTSMCの半導体合弁事業にデンソー参加へ、トヨタ系の供給先確保
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ソニーとTSMCとの提携の話はいつも経産省のリークで出てくるが、TSMCは一度もこの話をしていない。リークが先走り、どこまで真実なのか見えない。電気料金の世界一高い日本でコストをどうするかを巡ってTSMCは議論し続けていると発言している。まだ結論が出ない状態だ。
もし日本で海外半導体が工場を持つなら、既存の工場を買い取るか、新規なら熊本か仙台だろう。半導体製造のインフラが整っているからだ。ただ、両者とも地震の巣になっており、そのリスクは伴う。
デンソーは半導体の未来を知っているから半導体事業への投資は進めるが、この事業への投資はデンソーにとってのメリットは微細加工技術だろう。16nm/28nmは魅力的だからである。これまでの報道でもソニーが前面に出ながらも車載系も報道されていた。個人的には車載のほうがメインディッシュではないかと思っているくらい。
ただルネサスではなくデンソー、と。まぁ下記の通り今後も増える可能性があるだろうし、車載からのロジックよりパワー寄りに行くのではないかという気もする。つまりソニーより車載・パワー系の方が本丸。
『デンソーに続いて参加企業が増える可能性はある。電力制御用パワー半導体国内最大手の三菱電機も枠組みへの参加を引き続き検討する。車の電動化や再生可能エネルギー導入拡大で需要が伸びており、合弁工場へのパワー半導体生産委託が主目的だ。』
https://newspicks.com/news/6036201
https://newspicks.com/news/6018693