【直撃】シリコンバレーの伝道師、新しい発明をする
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リーンスタートアップの方法論は、最初から正解に到達できることを求めません。複雑で予測不能な状態で、実験と学習を継続することで、正解に近づいていくことを目指します。
ここで目指されている正解は、長期的な価値提供を継続できる経営の実現、持続可能な社会となっています。
『私には、幼い子どもがいます。彼らが大人になって歴史の教科書でこの時代のことを読み、「お父さんはこの危機を回避するために何をしていたの?」と聞くでしょう。』
エリック・リースさんが、この問いに本気で回答しようとしている決意を感じます。
注目のコメント
新しい証券取引所、短期的な思考で一喜一憂するのでなく、長距離走でビジョンを持つ企業と、それを支援する企業がうまく回る「仕組み」を作るのがポイントです。
ただ、このインセンティブをうまく作るというのが、肝。誰もが、長期目線を持つことがメリットになるよね、と強く感じられる仕組みでないと、まさにこれまでの既存の証券取引所とどこが違うんだろう、になってしまう。
そこがまさに、試されるのが今日、26日だということなのです。
企業としては5つのルールを守れなければ、それなりの罪を問われる厳しい設計になっています。企業にも徹底したフレーム作りと、それを数値でメジャラブるな形で報告する義務が求められます。
エアビー・アンド・ビーもLTSEへの上場が噂されています。どのような企業がこれから増えていくのかというところが、今後の成功のポイントだと思います。スタートアップの教典ともなったリーンスタートアップ。その著者であるエリックリースが、新しい株式市場を発明し、いよいよ今週から取引がスタートします。その名もロングターム・ストック・エクスチェンジです。
多産多死を経て生まれたスタートアップの経営が、短期利益を求める投資家たちによって、いかに摩耗し、利益の先食いをもたらしたのかをみてきたからこその、取り組みです。
アメリカで14番目になる証券取引所は、未来の取引所のスタンダードになるのか。本人へのインタビューをご一読ください。ずいぶんかかったな、と、本当に実現したのか、という印象が同時に去来。当初から精神は尊重したいがこういうやり方が正しい気はしていない。結局のところ株式市場とは企業の資金調達プラットフォームである。その役割を果たしてなんぼのものであり、各国の市場はその厳しい競争にしのぎを削っている。
最も成功した場合でも、一握りの上場企業うち賛同するものが重複上場する場所として存在する事になるのでは。