ムヒディン内閣が総辞職=下院過半数割れ、行き詰まる―マレーシア
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注目のコメント
マレーシアは1957年の独立以来、61年間は政権交代が起きなかったのですが、与党が分裂したことで、多くの政党が乱立して離合集散するようになりました。
日本でいえば、日本新党とか新進党とか、自社さ連立政権とかいっていた頃にあたります、ムヒディン内閣は羽田孜内閣くらいに相当するでしょうか。安定した議席数を持っていません。
単独で過半数を持つ勢力が無い以上、解散して総選挙をやるのが一番すっきりします。しかし、新型コロナウィルスの感染拡大が続いていて、最近だと毎日の新規感染確認は2万人くらい、死者は300人くらいです。人口3千万人のマレーシアでのことなので、日本と比べると深刻です。
かなり強力な行動制限を国民や企業に課している状況でもあり、総選挙を実施するのもむずかしいでしょう。下記の記事に詳しめにコメントをしました。
https://newspicks.com/news/6102918
マレーシア政治は結構な数の固有名詞が避けて通れないところが、理解の難しいところです。群雄割拠状態になったのも最近の話であり、数年前、10年ぐらいのマレーシア政治情勢とはガラッと変わりました。