東京、新規感染4566人 新型コロナ、過去2番目
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朝日新聞主催の夏の甲子園が来週から有観客(4000人規模)で開催。賛否の議論すら起こらない。マスコミは完全スルー。五輪反対のデモをやっていた活動家も沈黙。せめて昨年中止で今年は開催に至った合理的な説明をしてほしい。昨年の球児達は今何を思うだろう。結局昨年だって開催できたのにマスコミが過剰に煽ったがために夏の夢を潰されたことになる。
パリを含むフランスの首都圏(イル=ド=フランス圏)、人口は約1200万人ですが、ピークを迎えたかとも感じる新規感染者数は一週間平均で3000人台/日。入院患者は1800人前後、病院での死亡者は一週間平均6人/日。ICU収容数は320人。
https://raw.githubusercontent.com/rozierguillaume/covid-19/master/images/charts/france/regions_dashboards/dashboard_jour_Ile-de-France.jpeg
入院患者数の増加が少ないですが、これは前回の流行時の患者の退院数によって帳消しにされてきた面もあります。トレンド的にはこれから増加の局面です。
この地域の全人口に対するワクチン接種率(最低一回)は65%前後、人口200万人のパリに限れば82%。
もちろん統計の取り方や分類の基準が異なるため人口1400万の東京と数字の直接比較はできません(例えば検査回数は13万回と格段に多い)。ただ数字的にはそう異なるオーダーではないと個人的には見ています。
生活の制限ですが、伝え聞く東京の状況と比較するとパリの方が制限が緩い部分もあると思います(例えば屋内での飲酒や食事に制限がない)。ただ週明けから健康パスの提示義務化が本格的に始まるためワクチン未接種だと生活がかなり面倒になると思います(外食前に薬局に行って検査を受ける必要がある等)。
フランス全体で見るとパリに限ればバカンス期で人も活動も減り、加えて今年は観光客も少ないため条件的には好転する要素が比較的揃っています。今は特にフランス南部で状況が悪化しています。30%増は少なくないですしあまり安心できませんが、それでもピークアウトに向かうなら良いこととして期待したいところです。
様々な感染リスク行動と同様ですが、帰省においても正常性バイアスは、こうした感染症拡大期にはおそろしいですね。
各都市部で感染拡大しているので時間の問題ではありますが、それでもどんどん地方に拡大していくことになる（なっている）のは辛いところです。
