2021/6/15

【要約】決戦は来週金曜日。東芝の株主総会「7つのポイント」

東芝が、6月25日に行われる株主総会を前に揺れている。
先週木曜日、東芝と経済産業省が、東芝に出資する海外投資ファンドを排除するために、不適切とも言える密接な関係にあったと結論付けられた。
これを受けて、昨日6月14日、東芝が対応策について説明した。東芝は、調査報告書で名指しされた幹部4人の退任を決めた。
しかし、東芝側が今回示した新体制案は、海外投資ファンドを含めた株主の賛同を得られるのか。
昨日の会見内容と今後の焦点をNewsPicksが「7つのポイント」に要約する。
INDEX
  • ①ガバナンス「不十分さ」認める
  • ②幹部4人を辞めさせる
  • ③永山氏と小林氏は辞めない
  • ④経産省・菅首相関連は「ゼロ回答」
  • ⑤どうなる?取締役人事
  • ⑥車谷前社長を調査へ
  • ⑦非上場化は否定

①ガバナンス「不十分さ」認める

まず、6月14日に行われた記者会見の内容をざっと振り返ろう。