2021/6/1

【3分解説】AIR DOとソラシドエアが経営統合する理由

航空会社(エアライン)業界で生き残りをかけた再編が始まった。
札幌市に本社を置くAIRDO(エア・ドゥ)と宮崎市のソラシドエアは5月31日、両社が経営統合し、2022年10月に持ち株会社を設立すると発表した。
コロナ禍で大打撃を負った2つのエアラインが、生き残りをかけて手を組む。
この経営統合によって、何が変わるのか。NewsPicksが3分で解説する。
INDEX
  • 5年で最大50億円の収支効果
  • ANAが両社を「見切れない」?
  • 羽田の発着枠、維持できるか?

5年で最大50億円の収支効果

まず、今回の経営統合についておさらいしよう。
AIRDO(エア・ドゥ)
【本社】
北海道札幌市
【設立】1996年
【従業員数】1,007人
【就航路線】羽田=新千歳、新千歳=仙台など計10の国内路線
【保有機材】「B767-300型」4機、「B737-700型」8機(計12機)