武漢ウイルス研究所、19年秋に職員が体調不良で通院=WSJ
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WSJの挙げる根拠としては、場所と時期が重なるというところが最も大きいようです。ただ、この体調不良がそもそもコロナウイルス感染症であったのかすら掴めておらず、リークの根拠とするにはまだ隔たりがありそうです。
まして、コウモリから検出したウイルスと言うだけでなく「研究所で作製したウイルス」と言うにはかなりの隔たりがあります。SNS上のデマの格好の的になりそうですが、憶測で行間を埋めるのは避けたいところです。
いずれにせよ、中国及び同研究所はデータを公開すべきであり、データに基づいた議論が行われるべきだと思います。米国政府がそんなにはっきりしたインテリジェンスを有しているのであれば、WHOの感染源調査で共有しているはず。それか5月24日から始まるWHO総会に堂々と提示して、新型コロナウイルスの発生源と因果関係があるか、科学的に議論すればいい。それもなしにWHOを叩いても何もでてこない。表に出せないインテリジェンスだからこそ、トランプ政権時の高官が、中国に厳しいWSJを通じてリークさせているのでは。イラク戦争の教訓を想起しつつ、バイデン政権は合理的に判断するだろう。
「すべての可能性を排除せず確認していく(確認を求める)」ことについては正しい行動だと思いますが、現時点では「武漢の研究所から流出した証拠があるわけでない」ということに留意すべきだと思います。コロナウイルスの変異自体は、中国以外でも起こりうるし、現に他国でも起こっているわけですから。
また、職場で数名が病気で通院しても、それをコロナに結びつけることに無理があります。一般的に、ウイルス研究はかなり厳重に陰圧管理されている研究施設で行われ、ウイルスの施設外拡散が起こらないように設計されています。