アフリカは親日?日本の印象は?
note(ノート)
54Picks
コメント
注目のコメント
アフリカ全ての国に行ったわけではありませんが、基本的には親日の国から多いのも事実ですね。
ただ、それは日本という国というよりは、トヨタやダイキン、日立(この三つはどの国にもある)と言った企業の賜物です。
またサムスンとかも、向こうの人は日本企業と勘違いしている人も多いです。
ただ、アフリカはずっと前から中国が強い存在感を持っている地域で、中国一色になるのは、基本的には時間の問題です。
それくらいアフリカにおける中国の存在感は大きいと感じます。IMFアフリカ局にも日本人職員の方々が何人もいらっしゃいましたが、その活動は各国当局に高く評価されていたと記憶しています。また、日本の製品の品質の高さには、日常品からハイテクに至るまで、常に定評があるように思います。
課題はやはり、個人や企業の方々の大変なご尽力ゆえの好印象という感が強く、国レベルの関係強化においてはいろいろなハードルがある、という点でしょう。
まず、当局レベルでは旧宗主国との関係がなお強いことがあります。(IMFにおけるサブサハラ・アフリカ諸国の理事国構成も、フランス語圏と英語圏で2グループになっています。)さらに、資源国に対する中国の熱心な食い込みもあります。資源国側からすれば14億人の人口を抱え高成長を続ける巨大需要国ですので、当然重視せざるを得ない、ということになります。
突破口としては、アフリカには今、ハイテク導入に熱心な国々が多いので、そうした国々と日本の技術とのマッチング、ということを、より踏み込んで考えていかなければいけないでしょうね。