[東京 12日 ロイター] - 東京株式市場では、ゴルフ関連株が活況となっている。グラファイトデザインや、バリューゴルフ、ゴルフダイジェスト・オンラインなどに買いが先行している。

男子ゴルフの松山英樹選手が11日(現地時間)、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで行われたマスターズ・トーナメントで初優勝したことで、ゴルフ関連需要の高まりが期待されている。

一方、市場では「偉業であり、需要刺激効果にはなるだろう。ゴルフは密にならないスポーツとしてコロナ禍でも人気だ。ただ、ゴルフ人口が急増するとも考えにくく、短期的な物色に終わる可能性もある」(証券ジャパンの調査情報部長、大谷正之氏)との声も出ている。