俳優やモデルを指名手配 ミャンマー国軍、居住地域公表
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4月6日にはミャンマーの著名なコメディアン、ザガナール氏が逮捕されました。ザガナール氏は、テレビや舞台でコメディアン、俳優として活躍するほか、映画監督、歯科医など、非常に多才な人です。志村けんとか北野武とか、そういった位置づけの人です。ミャンマーの伝統的な大衆芸能を、現代のテレビ向けの娯楽として再構成して大ヒットさせた、吉本新喜劇とかひょうきん族とかのような、現代ミャンマーの大衆娯楽の立役者です。
ザガナール氏は軍政時代にも投獄の経験があり、1988年の民主化運動では、5年間服役しました。2006年には、サイクロンの被災者数百万人が家を失い支援を受けることができない状況などをBBCとのインタビューなどで話したとして、機密漏洩罪などで懲役35年の刑に処されて服役していました。2011年にスーチー氏の軟禁解除に伴う政治犯への大規模な恩赦で釈放されていました。
https://apnews.com/article/arrests-yangon-myanmar-media-745a9b3576e8dd53a8c6a02ce4d111b5
注目のコメント
記事中の国営メディアはニューライトオブミャンマーのことです。英語の現地紙です。仕事上、この国営メディアを毎日読んでいますが、いろいろな意味で頭がくらくらしてきます。軍の新聞は読んでも意味がない、読むべきではない、という声も聞こえてきますが、軍当局が何に反応しているのか、何をアピールしようとしているのか、真実かどうかわからない内容だったとしても行間を読むことで、情報が限られたなかでの手掛かりとなる部分が少なくありません。
むちゃくちゃ過ぎる。
これが国がやることか?
このまま武力で封じ込めても、もう国民は心の奥底で復讐心しか芽生えない。末路が見えているのに何故止まらないのだろう。