（ブルームバーグ）：
ソフトバンクグループは、ロボットストレージシステムを手掛けるノルウェーのオートストアの株式40％を28億ドル（約3080億円）で取得することで最終合意した。同社の企業価値を77億ドルと評価している。オートストアが５日発表した。
ソフトバンクＧはトーマス・Ｈ・リー・パートナーズやＥＱＴプライベート・エクイティーなどの関連ファンドからオートストアの株式を取得する。
トーマス・Ｈ・リーはオートストアの過半数株主にとどまる。同社とソフトバンクＧ、ＥＱＴはオートストア取締役会にそれぞれ代表者を送り込む。取引は４月中に完了する見通し。
1996年創業のオートストアは倉庫内の商品を効率的に収納する技術が事業の柱。同社の四角型のストレージシステムとロボット機能を倉庫内で使用することで、狭いスペースにより多くの商品を収納できる。
ソフトバンクＧの孫正義社長はオートストアの発表文で同社について、迅速かつ経費効率の高い物流を全世界の企業で可能にする基幹技術を持つと考えていると述べた。
原題：SoftBank to Acquire 40% of AutoStore for $2.8b (1)、SoftBank Invests $2.8 Billion in Norway’s AutoStore (1)（抜粋）
(４段落目以降に孫正義社長の発言などを追加して更新します)
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