プレミアム会員限定の記事です
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。
オリジナル記事 7,500本以上が読み放題
オリジナル動画 350本以上が見放題
The Wall Street Journal 日本版が読み放題
JobPicks すべての職業経験談が読み放題
コメント
注目のコメント
まだ日本では『フェムテック』という言葉だけが独り歩きはじめたような段階という感覚です。
まずはテック以前に、産婦人科に相談しにきてくれさえすれば生理や更年期による症状を改善してQOLをかなり改善できる方というのが日本にはまだまだたくさんいます。
欧米では、10代からかかりつけの産婦人科があって、その上で、さらに日常生活を快適に、というフェムテックの存在、ですが、
日本の場合は、自分の体と向き合い必要に応じて産婦人科出相談する、という部分をすっとばしてフェムテックとなりかねないので、
意識改革からというのが本来の順番かなとは思いますが、フェムテックという外圧により社会全体に意識改革が起きてくれることを期待します。
フェムテック自体も、エビデンスのあるものないものまだまだ有象無象のところがありますので、これから冷静にジャッジされて、本当に女性にとって役立つものが残り、女性がイキイキと活躍することを応援できる社会にしていきたいなと思います。成長する新しいフェムテック市場の中でウォッチすべき15社を厳選しました。
「こんなものがあるんだ!」と男性も女性も思ってもらえると思います。
本当にここに載せられない企業がたくさんありすぎて、どこをピックするか迷いました。
日本は先進国のアメリカ・ヨーロッパと比較すると、まだまだこの市場は発展途上。でも同じ潮流は日本にもこれから絶対に来るはず。だからこそ、世界のトレンドを見てみることが重要なのではないかと思いました。
フェムテックという言葉が生まれたのは、フィンテック、エドテック、というようにカテゴリーを作ることで投資家がわかりやすくなり、認知度が上がるという背景があります。まだ市場が育っていない頃はこういうことが必要だったのだと思います。
でも今の企業群を見てみると、すでにフェムテックと括らずとも十分に資金調達できているところもあるし、デジタルヘルス分野で頭角をあらわす企業もたくさんあります。
領域が女性に関わるだけに、フェムテックという言葉で逆に括ると「自分とは関係ない」という人たちも出てしまうのは事実。これからは、「社会の成熟度」が上がり、フェムテックという言葉がなくなってくるのが望ましいのではないかなと感じたりしています。教養として身につけておきたいトピックを挙げる際、
「ビットコイン、半導体、統計学、ESG、フェムテック、…」
と横並びにしても違和感を覚えない社会が実現したら素敵だなと思います。
そして洪さんのコメントにもあるように、カテゴライズのための「フェムテック」という言葉が無くなったら、その状況はジェンダー平等に限りなく近いのではないでしょうか。
インフォグラフィックの最後に加えた図解のようなポジティブなループを、性別の隔てなく多くの人が意識するだけでも前進するような気がします。