マスク着用、あと数年必要 英のワクチン接種責任者
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こればかりは、正確なことは誰にも分からないのではないかと思います。数理モデルも現実を見せてくれるわけではありません。ただ、待ち時間の知らせと同じで、長い見積もりで知らせておくということであればそうなのかもしれません。
残念ながら、ワクチン接種は皆に受けてもらえるわけではありません。皆が接種を受けられるのであれば、マスクは完全に外せる世界がすぐに訪れる可能性も十分に考えられます。
しかし、現在のところ、子どもに接種ができない時点で人口の25%程度が未接種ということになります。集団免疫は、成人が100%接種しても難しいかもしれません。そこで妊婦はどうか?アレルギーはどうか?さらに、アンチワクチン論者もいるとなれば、残念ながら社会として十分な免疫の確立は程遠いということになります。
いくら有効性の高いワクチンを持っているとしても、そのような社会としての限界も考えて見積もりを立てなければなりません。
「ワクチンができれば皆がマスクを外せる」という単純な理屈でないことは、現実を少し想像していただければ十分ご理解いただけるのかと思います。
ただ、可能性がないという話でもないと思います。それは、私たちにかかっています。新型コロナウイルスワクチンの接種が進まない国や地域では感染が抑えられないために、また、ワクチンを接種していれば、重症化の抑制には効果があることはわかっていても、感染しながらもワクチンの効果によって発症(重症化)していない方が自由に行動して、ウイルスを拡散させるリスクはわかっていないと思いますので、慎重を期す必要があるということでもあると理解しています。
欧米の習慣では、マスクは日本や東洋以上に受け入れ難いものであると思います。コロナ禍以前、欧米でマスクをしている人には、まずお目にかかれませんでした。コロナ禍以前に、米国の国内線(東洋系の旅行者があまり搭乗しない路線)で、肌の乾燥を防ぐためにマスクを着けて搭乗したら、隣席の方に体調不良を疑われ、キャビンアテンダントさんに連絡され、事情を聞かれたことがあります。その方は、体調不良者と同乗したくないと思ったのでしょう。
そのような習慣の国でも、コロナ禍では、マスクは必要として受け入れられていますが、終息するまでマスク着用は継続するに越したことはないと思います。いずれにせよ、早くマスク生活を終えたいのは大多数の意見でしょう。
コロナ前の方が皆、幸せであったことは間違い無いわけです。コロナ前には戻らないなど過度な悲観をもっともらしく宣う人は、そこに商機や利得、ないしは精神的な満足(これかな)がある人なのでしょう。
あるいは、コロナ前の生活にルサンチマンがある人なんじゃ無いかと思わざるを得ない。