【南 壮一郎】一瞬の縁が、人生を決める
起業する前には楽天イーグルスの球団設立に参画し、さらに遡ればモルガン・スタンレーからキャリアをスタートさせている。華やかな成功の連続のように映る道のりの原点は、「強烈なマイノリティ体験」だったという。
南氏の「仕事の哲学」に迫った。(全7回)
- 本社勤務にこだわる
- 試合後に汗だくで最終面接へ
- 「フェラーリの人生を取るか」
- 一瞬の縁が、人生を決める
- 退職を決めた理由
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組織の上ばかり見て仕事をしてる人たちに聞かせたい言葉(現所属ではなく、前所属を指してます)。
大義のない仕事ってめっちゃ辛いと思う。少なくとも自分が納得できる大義は必要。
(以下、引用)
三木谷さんから教わったのは、仕事の「大義」と「王道」についてです。
なんのためにこの仕事をしているのか? 誰のためにつくっているのか? 社会のためになっているのか? 事業の根っこに張る大義を常に問い続ける姿勢。
そして、堂々と王道を進む。成果が出たときに「こういう考えに基づいて、こんな方法でやってきた」と誰に対しても胸を張れる仕事をしなさいと。
「ご縁」って本当に大切と思います。私もいったんはマスコミに行くといってBCGを断りながら結局CDIに入ったのはそれ以外ありません。昨日の話もそうですが、転機はすべてチャンスで、それを生かせるかどうか。人生の選択だけでなく、人生そのものに正解はないのではないでしょうか。自分で作っていくものだから。人の作った正解を求めると人のせいにしたくなります。
南さんがモルガンスタンレー に入社した時、私はモルガンで新しい金融商品を開発する事業の日本とアジアの責任者(MD)をしていて、東京の拠点にいましたので、当時のことは今でもよく憶えています。ボストンでそんなことがあって、それがモルガンスタンレー を選んでくれたきっかけになったとは知りませんでしたが、人生の決断は案外そんな流れで決まるのかもしれません。面白いですね。
ビズリーチ創業者でビジョナル社長・南壮一郎氏の連載第3回です。
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2009年にビズリーチを創業し、即戦力人材の転職市場を可視化した南壮一郎氏。創業10年の節目で社長の座を譲り、同社を含む4社を統括するホールディングカンパニー、ビジョナルの社長に就任して1年が過ぎた。
起業する前には楽天イーグルスの球団設立に参画し、さらに遡ればモルガン・スタンレーからキャリアをスタートさせている。華やかな成功の連続のように映る道のりの原点は、「強烈なマイノリティ体験」だったという。
南氏の「仕事の哲学」に迫った。(全7回)
■第1回 ビズリーチ創業者がゼロリセットを繰り返す理由
■第2回 チャンスを引き寄せる「言葉」の種まき
■第3回 一瞬の縁が、人生を決める
■第4回 三木谷さんへのプレゼン20分、楽天イーグルス創業
■第5回 事業づくりのステップ。まず一次情報を収集
■第6回 ビズリーチからビジョナルへ。仲間と新たな歴史
■第7回 変わり続けるために、学び続ける
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