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新型コロナ 感染後の免疫 8か月間は持続 米研究グループが発表

NHKニュース
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    Stanford大学 博士研究員(免疫学)

    米国カリフォルニア・ラホヤ免疫研究所からサイエンス誌にて報告された研究成果に基づくニュースです。ラホヤ免疫研究所はアレルギー学の父とも呼ばれる故石坂公成氏が所長をつとめていた研究所で、新型コロナウイルス研究に限らず多くの成果をあげてきました。

    免疫には1度体内に侵入してきた病原体に対して記憶を形成するメカニズムがあります。1度免疫記憶が形成されれば、2度目に同じ病原体に感染したときに即時に効率よく免疫応答を誘導することができ、感染しても症状が軽くなる・もしくは気がつかないで終わったりします。この記憶細胞の持続期間は病原体や1度目の感染時の免疫応答のレベルによって異なるため、新型コロナウイルスではどうなのか?に関心が集まっているわけです。この免疫記憶をつかさどる細胞のことをメモリー(記憶)細胞と呼び、T細胞・B細胞ともに存在します。

    1度目の免疫応答を誘導する方法は2通りで、実際に感染する方法とワクチンで感染を模倣する方法があります。今回の報告は、アメリカで実際に感染した場合188人の解析であり今後その他の国や地域での報告が続くことが予想され、ワクチンを接種した場合にどうなるかの研究も進行中だと思います。

    NP内で免疫の基礎をおさらいできる記事のリンクを貼りました。また、私事ですが本日、ウイルスと免疫の基礎を解説した書籍が発売になりました。お手にとっていただけましたら幸いです。
    https://newspicks.com/news/4826314
    https://newspicks.com/news/5197605

    Dr.新妻免疫塾~正しく知る! ウイルス感染と免疫の基礎
    https://www.amazon.co.jp/dp/4489023537/ref=cm_sw_r_tw_dp_sVt-FbZK2Q2B1?_encoding=UTF8&psc=1


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    とても興味深い研究です。ウイルスから体を守るメカニズムは、抗体にとどまらず様々な機序が知られていますが、その複数の免疫機構が、感染から5-8ヶ月経過した時点でどう変化したかを丁寧に評価した研究報告です。

    これまで軽症者は比較的早く抗体が消退してしまうのではという指摘もありましたが、この研究では90%が軽症、2%が無症状感染者を用いている点も特筆すべきでしょう。

    なお、アジア人は7%しか含まれていませんので、「アジア人は違う」と仮説を立てていらっしゃる方には響かない論文かもしれません。

    個人差が大きく見られているものの、測定した5種類の免疫機構のうち、5-8ヶ月経過した時点でも、95%の人で3種類以上の免疫機構が維持されていることが確認されています。

    スパイクタンパクへの「抗体」に関して言えば、半減期は平均的に140日間、抗体を作るB細胞に関しては、5-8ヶ月後の方が多く観測されており、とても興味深い、そしてとても期待を持たせる結果だと思います。

    また、研究結果以外にも興味深い考察が行われています。感染して即座に悪化するインフルエンザなどと異なり、SARS-CoV-2では重症化までに時間のかかる特徴があります。

    しかし、機能するまでに3-5日かかる記憶免疫の担当細胞にとっては、このことが有利に働く可能性があり、長期に維持されることが確認された記憶免疫が、重症化を抑えるのに役に立つのではないかということです。

    これらの結果は、いずれもワクチンの感染制御および重症化抑制の役割にも期待を持たせる非常に有用なものです。

    引用文献は、田井さんにこっそりお知らせしたつもりが、バレてしまいました。


  • アイメイド株式会社 取締役

    これは朗報なのか?
    これからワクチンが出てきて、ファイザーの報告のように変異種にも一定の効果があるとなったら、インフルエンザのように毎年冬シーズン到来前にはコロナワクチン投与が標準になるのでしょう。一部のワクチン嫌いやアレルギーのある方を除き。

    毎年、千人単位の人がインフルエンザで亡くなっている。何年か前には一万人ぐらい?
    毎年亡くなっている人たちがどれだけワクチンを摂取していたのか?
    そもそも毎年ワクチンをどれだけの人が接触しているのだろう?
    私は10年近く前にインフルエンザにかかって一週間寝込んでからは毎年ワクチン打ってます。自分のためというより周りに迷惑をかけないために。

    今冬のインフルエンザの感染者数はたしか11月半ば〜12月半ばの1ヶ月で150人ぐらい。前年比で1500分の一ぐらいだったと思う。今シーズン累計で現時点でようやく500人を超えた程度。例年なら1000万人の感染者が出ると言われているのに。
    https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00867/

    コロナ対策でマスクをして、手洗いやうがいなど気をつけている。人との接触もなるべく避けて密にならないようにしている。その効果であることは間違いない。

    仮にコロナワクチンが導入されても、ワクチン嫌い、ワクチンがもったいないから打たないという人も一定数出てくるしょう。そんな人たちもマスク、手洗い、うがいで防御すれば感染のリスクはかなり低くなるはず。
    ワクチン接種者が増えて周りの感染者数が減るほど。ワクチン代よりもウレタンや布マスクを使い回した方がコスト的にも安くなる。
    ただ、万が一掛かってしまった時は自己責任。感染して重症化して周りに移すリスクも高くなる。ワクチンは自分のためだけでなく、周りに迷惑を掛けないためのものと考えた方が良い。


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