2020/11/15

【サマンサ 世永】女性をマネジメントする秘訣。男性の悩みに回答

Samantha Thavasa Japan ltd./ Oisix ra daich 非常勤取締役(ST) / Special Planner(ORD)
女性活躍が叫ばれる中、実際には女性部下をどう育てたらいいのかわからないと悩む男性上司も多い。

女性率90%以上の会社、サマンサタバサジャパンリミテッドで17年間、みんなの母のようにスタッフたちを育ててきた世永亜実氏。20代で管理職、30歳で執行役員、33歳で上席執行役員に就任し、40代に入って正社員を卒業、パラレルキャリアという道を歩みだした。

彼女のもとには、熱く仕事に取り組み、「仕事が楽しい」という20代、30代の女性が多く集まる。引っ張るのではなく、一緒に走る「並走型マネジメント」を心がけているという世永氏が、経験に根ざした独自のマネジメント方法を明かす。(全7回)
世永亜実(よなが・あみ)/サマンサタバサジャパンリミテッド非常勤取締役、オイシックス・ラ・大地 Special Planner、People’s Adviser

大学卒業後、芸能プロダクションのアミューズに勤務し、サマンサタバサジャパンリミテッドに転職。プロモーションやプレスを担当し、08年に執行役員、12年に上席執行役員に就任。19年に同社の非常勤取締役として関わりながらオイシックス・ラ・大地にも参画し、パラレルキャリアへと転向。二児の母。著書に『働く女性のやる気スイッチ 持てる力を120%引き出す並走型マネジメント』(翔泳社)。

「今」に熱い女性たち

「女性はとにかく愚痴りたいだけ。話を聞いてあげれば落ち着く」と思っている男性たちはいませんか?
妻にも女性の部下や同僚にもそんな態度で接しても、実際には相手の問題が解決されていないのです。
男女の違いを語る時代ではもうないですし、個人によって異なりますが、それでもやはりそれぞれの特性のようなものがあると思います。