【サマンサ 世永】女性をマネジメントする秘訣。男性の悩みに回答
女性率90%以上の会社、サマンサタバサジャパンリミテッドで17年間、みんなの母のようにスタッフたちを育ててきた世永亜実氏。20代で管理職、30歳で執行役員、33歳で上席執行役員に就任し、40代に入って正社員を卒業、パラレルキャリアという道を歩みだした。
彼女のもとには、熱く仕事に取り組み、「仕事が楽しい」という20代、30代の女性が多く集まる。引っ張るのではなく、一緒に走る「並走型マネジメント」を心がけているという世永氏が、経験に根ざした独自のマネジメント方法を明かす。(全7回)
大学卒業後、芸能プロダクションのアミューズに勤務し、サマンサタバサジャパンリミテッドに転職。プロモーションやプレスを担当し、08年に執行役員、12年に上席執行役員に就任。19年に同社の非常勤取締役として関わりながらオイシックス・ラ・大地にも参画し、パラレルキャリアへと転向。二児の母。著書に『働く女性のやる気スイッチ 持てる力を120%引き出す並走型マネジメント』(翔泳社)。