【図解】「第二のテスラ」は詐欺か、ホンモノか?
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アメリカの新エネ車メーカー「ニコラ」が話題になっています。
この会社はまだ1台の車も販売していないにも拘らず上場し、一時、時価総額3兆円とフォードを上回りました。
第2のテスラなどとも言われ、期待されたニコラですが空売り投資家集団が発表した一つのレポートが波紋を広げています。
それによると、ニコラはスター企業ではなく、創業者は詐欺師だとされているのです。
ニコラとは一体何者なのか、そしてどんな疑惑をかけられているのか。
わかりやすい図版で全貌をお届けします。で、皆さんテスラってどんな人物かご存知ですか?磁束密度の単位になっているのはもちろんのこと、エジソンと争った天才でした。エジソンは直流推進派(技術的には交流有利なのは気づいていたと思われますが、直流で投資してしまっていたし特許をたくさんもっていたので投資回収したかった)、対するテスラは交流推進派でエジソンのもとで働いていたのにくびになってしまいます。
ニコラ・テスラ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%A9
電流戦争
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B5%81%E6%88%A6%E4%BA%89未来感あるカッコいい燃料電池トラックが、実はユタ州のながーい坂道のてっぺんから、ただゴロゴロ転がして撮影しただけだったという、もう苦笑いしかでない経営スキャンダル。数年前の血液検査ベンチャー、セラノスの詐欺事件を思い起こさせます。
名前からして、テスラのパクリ感があるニコラ ( 19世紀の発明家、エンジニア、ニコラ・テスラが由来)の杜撰な経営スキャンダル。その実情を告発するレポートをはじめとした驚きの内容をレポートします。
興味深いのは、彼らのような会社が上場できてしまったSPACという仕組み。まずは空箱のような会社をIPOして、お金を集めて、そこから非上場企業などを買収するという手段が、今年に入って米国では加熱しています。
大量のお金が市場であまり、そのお金の流れ込み先としてSPACのようなIPOスキームが生まれ、彼らが何とか買収する企業を血眼で探す。そんな背景から、杜撰なニコラスキャンダルが生まれたことにも注目すべきでしょう。