予防接種ルールが10月から変更 大事なポイントは接種間隔の変更と「ロタウイルス」の定期接種化
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2020年10月から予防接種に関する決まりごとがふたつ、大きく変更されます。
1つ目がロタウイルスワクチンの定期接種化、そして2つ目が予防接種の間隔が変更されることです。
ロタウイルスとは、主に胃腸炎を起こすウイルスです。
2019年3月の時点で97ヵ国がロタウイルスワクチンを定期接種に導入されていましたが、日本でも2020年10月から定期接種に組み入れられることになったのです。
また、現在の予防接種の間隔に関して、『生ワクチン接種後に別のワクチンを接種するのは27日間の間隔』、『不活化ワクチン接種後に別のワクチンを接種するのは6日以上の間隔を』ということを、多くの保護者さんがご存知でしょう。
そのワクチンの接種間隔が、2020年10月より変更になります。
その変更を理解するためには、『生ワクチン』『不活化ワクチン』の理解が必要なことと、さらに新しいロタウイルスワクチンの立ち位置が異なることを承知する必要があります。
どちらもとても大事なポイントですので、解説したいと思います。20年以上前ですが、アメリカに留学した時、4歳と2歳の子供たちに日本でまだやってなかった予防接種を4種類ぐらい一度にされて、大丈夫か?とびっくりしましたが、日本は例によって慎重だったわけですね。世界標準になった。
これだけでも医師側も親側も4倍の時間を取られるわけですから、日本の効率の悪さはあらゆるところにありますね。逆にいくらでも効率よくできそう。・ロタウイルスワクチンの定期接種化
入院や救急部受診のリスクが82%も減少とあり、完全に罹らなくなるわけではありませんが、明らかに重症化を減らすワクチン接種は大変価値があると思います。
・予防接種の間隔が変更
ワクチン免疫に影響がないので、海外基準に合わせる。
コロナワクチンについてのこのような情報が溢れるようになってほしい。