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コメント
注目のコメント
著書「世界標準の経営理論」などで知られる早稲田大学ビジネススクールの入山章栄教授に、これからの経営のあり方を聞きました。
入山教授は、今こそ日本企業は、原点に立ち返るべきだとして、日本が誇る経営学者の野中郁次郎氏の経営理論の普遍性に注目します。
組織は、暗黙知を形式知化することが大事。そのためには、まずはメンバー同士で暗黙知を「共同化」する。
そのために、必要なのが一対一での徹底的な対話です。それを野中先生は「知的コンバット」と称するーー。今でこそ1on1は定着しましたが、90年代に既にこのような対話の必要性を説いていたとはなんたる慧眼。連休の最後に読んでいただきたい1万字の大作です!コツコツ失敗する。それを許容する土壌を作る。
本当に大切です。
そのためにも腹落ちの対話。
野中先生の知的創造企業 随分以前に書かれた著書なのに今でも色あせない。
入山先生の講義は聞く度に納得が増します。
コロナによって働くという問題の本質が浮き彫りになった今、本当に変えるチャンス。その時も従業員の共感と腹落ちが大事ですね。この記事、素晴らしい!!
1人でも多くの人に読んで頂きたいです!
これまでバラバラと「日本/日本企業が変革する為にはこんな事が必要では?」とコメントさせて頂いていた事が整理されていて感動しました。
特に共感したポイントは以下:
1.イノベーションを起こすには、長期的なリーダーシップが必要(2-3年のリーダーだと「自分の在任期間中は当たり障りなくやり過ごせば良い」という発想に陥りがちでチャレンジ出来ない)
2.上記と合わせて「失敗を許容する文化・評価制度」が必要
3.不確実な世界において共有すべきは、高い視座のvisionやpurpose、更に意思であり、マネジメント層のみならず、従業員レベルまで腹落ちさせる事が、ビジネス上も、従業員engagement上も重要
4.多様な人材の活用は必須で、初等教育段階からの取組みが有効か
5.既存の人事制度からの脱却
※順不同です
変革に向けて、参考になりそうな具体例を挙げると:
2.
ある企業の評価体系は「1番評価されるのは、新しい事にチャレンジしてうまくいった人、2番目は新しい事にチャレンジして失敗した人、3番目が既存の領域で成功した人、最後に既存の領域で失敗した人」と聞いた事があります。日本企業の多くは、新しい事にチャレンジして失敗した人を評価しないのでは…
3.
PwCでももう何年も前から「私たちのpurposeは『社会に信頼を構築し、重要な課題を解決する』こと」を、全社員に何度も発信し、それに沿った戦略であるか、という点をマネジメント層は合宿を繰り返しながら考え抜いていますし、私たちも日々意識しています。それにより、若いメンバー発信で新しいソリューション(SDGs関連など)が生まれ、それが会社へのロイヤリティ向上にも繋がっています。
5.
コンサル業界では、CV(職務経歴書)がいつも求められるので、常に自身のスキルとクライアントへ提供出来るvalue、更に市場価値を意識しています。スキルの棚卸しを日々行えますし、自身のスキルが現在のマーケットニーズと合致しているのか否かも分かるので、自分のキャリアを能動的かつ柔軟に形成していこうという意識も生まれます。
今回のコロナで、従来のやり方でうまくいっていなかった事、不要だった事が炙り出される結果になったと思います。
このモーメンタムをぜひ活かして変革を、と思います。