米マイクロソフト、海中に沈めたデータセンターを引き揚げ
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データセンターということはHDDなどを大量に積んでいると思うのですが、みなさんが思っている以上に頻繁に壊れます。そのたびに交換するわけにはいかないのでどんどん故障する前提でRAIDを組んだりN多重化したりしているのでしょうか。
HDD故障率のメーカー・モデル別統計データ2019年版、故障率が最も高かったのは?
https://gigazine.net/news/20200212-backblaze-hard-drive-stats-2019/MSの公式ページでのアナウンスは下記。記事の写真からも分かるように、藻やフジツボがついていて、それはこの後にきれいにされたとのこと。
2015年の約100日のPoCに続いて、今回は2年のPoCで、必要な検証はほとんどできたとのこと。中は窒素充填されていて、使用するなかでケーブルなどからガスが出てくることが想定されていたものの、実際にあけるとかなり安定した雰囲気だった模様。これは陸上よりサーバーにとっては良い環境で故障率を低くするとのこと。海中だから故障したら修理ということは難しいので、とても重要。
経済性という観点で、エネルギーコストメリットとアクセスが難しいことのバランスで、どれくらいだと経済的にメリットが出てくるのかが気になる。
https://news.microsoft.com/innovation-stories/project-natick-underwater-datacenter/
ラック数12で、サーバー数864とのこと。
https://natick.research.microsoft.com/アイコンのキャッチさに目がいきましたが、海底で自冷できたり、人為的な事故がないのは確かにメリットありますね。ただデータセンターは故障がつきものという印象があるので、海中での故障はどうするのか気になります。