米欧新聞、手数料下げ交渉要求 アプリ契約でアップルに書簡
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注目のコメント
単純に引き下げてほしい、というのでは実現可能性が低いと思います。ただ、App StoreとGooglePlayでは、サブスクの課金で料率の違いがあります。妥協点として、ここを下げるというのはありそうな話です。
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サブスクリプションの場合(ストアごとに割合が異なる):
iOS App Store: 初年度は30%。サブスクリプションの期間が1年を超えたユーザーは15%
Google Play: 15%
https://www.appannie.com/jp/academy/monetize/app-stores-charges-revenue-splits/
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書簡をきちんと読まないといけませんね。Amazonが特別扱いだったからうちも、というのではAppleはまず取り合わないでしょうから書簡とやらの中身を見ないとなんとも言えません。
弊紙のような零細媒体は大手以上に不利な条件を突きつけられがちで、かつ相手側の要求はこちらの負担が大きくてもタダで全部対応しろという話が多いです。
もちろん中にはフェアなところもあるのでそちらとのお話を優先しますが、慇懃無礼な交渉をしてくるのはまずベンチャーで、大手は自らも作り手故におかしな話にはならないです。App storeの手数料問題は以前からある話ですが、現状はコンテンツの作り手が不利な値なので歩み寄る領域と思います。「プラットフォーマーはメディアに対して正当な対価を払うべし」というのがここ最近の流れになりつつあります。グーグルも6月、一部メディア対象ではありますが、提供を受ける記事に対価を支払う取り組みを始めると発表しています。
単なる「手数料下げて」だと通りにくい話かと思いますが、プラットフォーマーとパブリッシャーの関係をめぐるこの大きな流れをアップルがどう受け止めるか次第では、何かしらの妥協点が出てくるかもしれません。