テスラ、「モデルＹ」を3000ドル値下げ－投入からわずか数カ月

（ブルームバーグ）：米電気自動車（ＥＶ）メーカー、テスラはクロスオーバー車「モデルＹ」の価格を3000ドル（約32万円）引き下げた。投入からまだ４カ月弱。

テスラのウェブサイトによると、モデルＹの現在の価格は４万9990ドルから。3月半ばの納入開始時以降５万2990ドルからとされていた。

テスラは５月に、「モデルＳ」と「モデルＸ」で5000ドル、「モデル３」で2000ドルのそれぞれ値下げを行っている。

テスラ値下げ、販売台数巡るシナリオに変化も－弱い需要示唆との見方

エレクトレックによると、モデルＹの値下げは11日の早い段階に実施された。

原題：Tesla Shaves $3,000 Off Model Y Price Months After Sales Start（抜粋）

注目のコメント

Kato Jun
ユーザベース SPEEDAアナリスト
・2020年07月13日
-5.7％の値下げ。
自動車で値段を下げることはプラマイ両方ある。プラスは、価格が下がるから需要に働きかけることができること。そして需要に働きかけることができれば、操業度を上げられる。一方でマイナスはそれまでに買ったユーザーからの不信含め、長期的なブランド。日産の苦境についてもよく言われているが、値下げではないもののインセンティブ（値引き）を使いまくった。
どうして下げたのか？生産への不安が一定なくなっていること、一方で需要はどうだろう？最近受注や受注残についての報道がなく、そこが気になっている。受注が強いのであれば、特にモデル末期ではないのだから、価格を下げる必要はあまりないと思うのだが…
清水和夫
Automobile Journalist http://www.startyourengines.net/
・2020年07月13日
メルセデスEQC、アウディQ4スポーツバックeTron、BMWiX３、レクサスUX 300e　など、既存のプレミアムメーカーも打倒テスラで、次々とBEVをリリース。生き残るのは誰？
鈴木智幸
ŌGIRI☆倶楽部見習い/ BtoB企業製品担当課長
・2020年07月12日
そんなに売れてないのか。

通常なら装備を変えた廉価グレードを用意する事で値下げし、
既存オーナーや予約客に影響無いようにするもんだが。
随分と荒っぽい。

こういうやり方は揉めますよ。