[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は6日、国内の新型コロナウイルス感染は「迅速な対応を要する深刻な状況」との認識を示した。

米政権の新型コロナ対策チームの一翼を担うファウチ氏は、米国が依然新型コロナ感染の第1波の最中にあり、感染者数もこれまでに当局が目指していた水準まで減少していないと指摘した。

新型コロナワクチンについては、いずれ開発され、少なくとも一定期間ウイルスの予防効果をもたらす可能性があるが、はしかワクチンのように恒久的な免疫が得られるとは限らないとの認識を示した。