未配布マスクを全量回収 政府納入で興和・伊藤忠
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この異物混入や汚損マスクの混入が最初報道された際に、「多少の欠陥品が混入するのは製造上やむを得ない、騒ぎ過ぎだ」という意見がこの場でも結構散見されて、当時かなり頭をひねっていたものです。衛生用品に異物や虫や汚損が混入するのは、ネジや機械の製造に一部欠陥が発生するとは根本的に重大性と品質管理上の問題が違うわけですから、全量回収は当然だと思います。
それよりも新品のマスクを衛生品質管理を徹底した工程のもと増産できるよう、先般報道されたアイリスオーヤマのような企業を更に支援する方向に資金を使うべきだと思います。こちらの増産も政府の要請を受けたものだそうですが、こういう支援を行っていることをもっと広くアナウンスする方が、発想的にいかがなものかと思われる「アベノマスク」政策より遙かにコミュニケーションとしても、また施策自体の有効性も高いと思います。
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2004/01/news047.html
注目のコメント
衛生用品ですから、混入は問題外です。「不良品があっても仕方ない」というのは、不良の中身を無視しています。
マスクのほつれや破れであれば、問題視する必要はないでしょう。衛生上の問題はないからです。しかし、カビや虫が混入したというのは、製造ラインに根本的な問題があることを示しています。製造業者のどこかにとんでもないラインがあるわけですから、それは排除しなくてはいけません。
ペヤングに異物混入があったとき、製造元のまるか食品がどう対応したか。同社は看板商品の製造を止めて、ラインをいちから作り直しています。伝統のパッケージもはじめて変えました。
http://www.peyoung.co.jp/safety/
弥縫策で誤魔化していると、信頼はずるずると失われていきます。全量回収は評価できますが、政府はもっと丁寧にコミュニケーションをとってほしいです。人生も、ひとつケチがつき始めると、連鎖が止まらなくなります。そんな感慨を抱いてしまうマスク騒動です。冷たく言えば、小さくて使いづらく機能も疑問視される布マスクを500億円近いをお金をかけて全戸配達する政策の無理がここでも出てしまいました。マスクをめぐる行き違いは尽きません。アベノマスクに続くアサヒノマスク騒動もかなり情けない話です。首相会見でなぜか当事者になった大阪府泉大津市は、南出賢一市長が首相官邸を訪れ、地元繊維メーカーが製造した布マスクを届け「首相にも着けていただきたい」と要望しました。
元をただせば、中国に依存しすぎたサプライチェーンの問題があり、その後の政府の動きの鈍さも見逃せません。医療現場のマスク不足は今なお深刻です。過ぎたことはもう仕方がないので、医療崩壊を防ぐために官民挙げての取り組みが急がれます。朝から笑ってしまったので思わず…
日本の舵取りをしているのが政治家で、そのもとで乗務員として働いているのが官僚さん、国民は乗客だと思うのです。ちなみに、先進国は宇宙船を操縦してるけど日本はまだ55年体制号っていう客船で、乗客が乗務員をバッシングしたり、舵取り役を選ぶときにあんまり参加していなかったりしたおかげで舵取りも操船技術も相当落ちています。なのに先進国と同じように宇宙に行こうとしても色々無理なんだと思うんですよね。
冷静に考えれば、今のタイミングで新しく布マスク産業をこんなに短期で起こそうとしたら(ネットビジネスじゃないから!)歪みが来ることにすぐ思いが至り、発表前にやめておいたただろう…と思います。受けた業者もこんなことです。大した利益でもなく受けたのでしょう。それでもこんなに多額の費用がかかるのはやったことないことをやるからでしょう…みんなが損をして生産国に貢献してますね。
私たちはまだ海の上、しかも嵐とかの航海の仕方はすでに忘れているのに台風にあっている状況なので、そのまま静かに今まで通りしておいていただいて、今までもできていたことに今までのやり方で注力していただいた方がいいですよね。操舵室主導とか怖すぎます。
助成金などの仕組みは、今のところそんなに悪くないと思っています。完璧な制度はできませんのでね。