グラブCEO「新型コロナは最大の危機」-コスト削減で厳しい判断も
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注目のコメント
配車 ☓
フードデリバリ ◎
ウォレット ☓
ネットスーパー ○
大まかに同社の主要サービスのCovid影響は上から順に収益比率とその全社影響度は大雑把に上記と推測されるでしょう。
配車はおそらく8割前後の需要消滅、フードは倍増どころではない体感、バルコニーの外を眺めるといつもライダーが走ってます。ウォレットは正直そもそもビフォーコロナからリテールでの浸透度は弱かった、かつおそらユーザアクイジションコストに比べて極薄テイクレートにてネガティブマージン事業だったと推定、とすれば無くなるとむしろバーンが減る。
ネットスーパーはMartというCovidにより急ごしらえで始めたが店揃えが悪くたいした貢献なし、でしょう。
ということで、そもそもGojekとの競争でNet実質のテイクレートが小さい配車事業の売上のほとんどなくなった事と、
おそらくUber等上場類似企業から類推し全体の2割前後のフードデリバリーの活況と、ウォレットの赤字垂れ流しストップ、それぞれ相殺すると営業キャッシュフロー的には数割のマイナスでしょうが、全社としては例えばタクシーや飛行機やAirBのような旅行各社に比べたらマシ、という想像がつきます。蛯原さんのコメントでポイントがまとまっています。現地生活者の体験としては、これまで殆ど利用しなかったグラブフードを利用する機会が増えました。
一方で、FoodpandやDeliverooといった先行のデリバリサービスがあり、様々な工夫をしていることにも気が付きました。例えば、Foodpandaで自宅の近所にある中華料理店はデリバリーで頼むと通常価格プラス宅配手数料がかかりますが、ピックアップだと2割引。割引は家族単位だとそれなりのお得感があります。そのお店はグラブではその方式に対応していませんでした。
コロナ禍のなか、フードデリバリーの差別化が進みそうです。
Grab FoodとFoodpandaの比較については、NewsPicks編集部オリジナル記事を出しています。
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https://newspicks.com/news/4068087難しい状況が続くソフトバンクグループの中で、
好調だったグラブの苦しい様子が伝わります。
タンCEO物静かな素晴らしい人です。
この苦難を乗り切れる事を祈念しています。