【最終話・重松大輔】今後「働く場所」の選択肢が劇的に増える

2020/3/7

民泊仲介サービスの「Airbnb」やライドシェアサービスの「Uber」など、個人が所有するモノ・スペース・スキルなどの遊休資産を、インターネットを介して共有する「シェアリング・エコノミー」が、日本でも市場を拡大している。

シェアリングエコノミー協会代表理事の重松大輔氏は、その潮流を予見し、2014年にスペースマーケットを創業。さまざまなスペースを時間単位で貸し借りできるプラットフォーム「SPACEMARKET」を立ち上げ、日本のシェアリング・エコノミー業界を牽引してきた立役者の一人だ。

NTT東日本からベンチャーのフォトクリエイトへの転職を経て、37歳で起業家となった重松氏は、常に「新しいこと、面白いことにチャレンジしたい」という思いを抱いてきたという。現在も「世界中のあらゆるスペースをシェアできるプラットフォームを創る」というミッションの実現に邁進している、重松氏の半生と仕事の哲学に迫る。（全7回）

コメント

注目のコメント

• 重松 大輔

  株式会社スペースマーケット 代表取締役社長 /シェアリングエコノミー協会理事

  ・2020年03月09日

  最終回。スペースが多様化していくと、「この場所で、こんなことをやってみたい」「この場所なら、こんなことができるかも」といったチャレンジも生まれます。スペースマーケットのプラットフォームの成長が、多くのチャレンジを増やすことにつながって、ホストにもゲストにも喜ばれ、ライフスタイルが変革していく。そんな、みんなが便利で幸せになっていくための基盤として役立てるよう、さらに邁進していきたいと思っています。コロナに負けずに新しいチャレンジを増やしていきたい！
• 上田 真緒

  PIVOT エグゼクティブ・エディター

  ・2020年03月07日

  連載「シゴテツ －仕事の哲人－」、スペースマーケットCEO・重松大輔氏の第7回（最終回）です。テレワーク、コワーク、ソロワークなど働き方が多様化していますが、それは会社以外の「働く場所」があってこそ。これから「SPACEMARKET」の使い方がますます多様化しそうです。
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  民泊仲介サービスの「Airbnb」やライドシェアサービスの「Uber」など、個人が所有するモノ・スペース・スキルなどの遊休資産を、インターネットを介して共有する「シェアリング・エコノミー」が、日本でも市場を拡大している。
  
  シェアリングエコノミー協会代表理事の重松大輔氏は、その潮流を予見し、2014年にスペースマーケットを創業。さまざまなスペースを時間単位で貸し借りできるプラットフォーム「SPACEMARKET」を立ち上げ、日本のシェアリング・エコノミー業界を牽引してきた立役者の一人だ。
  
  NTT東日本からベンチャーのフォトクリエイトへの転職を経て、37歳で起業家となった重松氏は、常に「新しいこと、面白いことにチャレンジしたい」という思いを抱いてきたという。現在も「世界中のあらゆるスペースをシェアできるプラットフォームを創る」というミッションの実現に邁進している、重松氏の半生と仕事の哲学に迫る。（全7回）
• Uchida Daisuke

  10兆円産業でもその他の飲食料品小売業

  ・2020年03月07日

  スペースマーケットの可能性を感じる記事。
  
  一読み手としては、どうしてこの記事を1回目もしくは2回目までに持って来れなかったかな、と悔やまれます。
  
  連載記事はどうしても回が進むたびに読者が減って行きがちなので、せっかくの拡がりを感じられるワクワクできる記事が最終回でひっそりと掲載されているのは、悶々としてなりません。
  
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  あらゆるスペースはアイデア次第で価値が生まれ、その価値を提供していくことで、また新たな価値や出会いにつながっていく。このビジネスの面白みは、そこにあると感じています。
  
  古民家を利用したゲストから、宿泊したいという要望も多く、2016年から民泊事業にも参入。2017年のいわゆる民泊新法の成立に合わせて、ホストの登録を拡大してきました。これにより、ホストは時間貸しと宿泊の2通りの貸し方ができるようになりました。地方では、空き家を活用した民泊施設のモデルケース開発も進んでいます。
  
  清掃などのスキルシェアサービスや、子連れで利用できるシッターサービスなどと連携していきます。こうしたさまざまな分野のパートナー企業とともに、ホスト・ゲストにソリューションや付加価値を提供し、スペースシェア市場のさらなる成長を加速させていけたらと考えています。