【Netflix決算】Disney+登場でも成長は続くのか、数字でおさらい
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注目のコメント
すごい勢いで大ヒットコンテンツを出し続けているNetflixの実態を今週発表の決算から探ってみます。
一つのネットサービスを提供する企業ながら、時価総額は16兆円、コンテンツへの投資は1兆円以上とスケールが大きいです。
巨額の資金で作り込んでいるせいなのか。Netflixのコンテンツは面白いものが多いのですが、内容が濃過ぎて見ていて疲れるものもある印象です。
NewsPicks編集部は、注目度が高いグローバル企業の業績、財務状況を年間を通じてカバーしていきます収益成長は美しい二次曲線カーブ、競争環境は厳しいもののもはやオスカー常連となった企画制作能力は他の動画サービスより群を抜いている。見通せる将来は盤石だろうと思う。
一方で株価は、収益成長率と5Gとスマホ動画消費によるセクター買いによってPER100倍超えゆえ、ちょっとしたネガティブニュースや景気によってボラが激しい。あまり株価で見るべきではない会社でしょう。記事に言及がないところでは、下記でコメントしたが、北米のARPUの伸びが今四半期だけではないが見ておきたい点。北米は単価を上げる市場、北米以外はユーザー数を取りに行く市場というのが数値から明白。
https://newspicks.com/news/4561912
あとは、NetflixとAmazon、財務3表を比較すると面白い。
Amazonは利益を出さないことで有名(最近でこそAWSで結構出ているが)、一方で営業CFはかなり出ている。Netflixは逆で、利益は出ているが営業CFがマイナス。巨額のコンテンツ投資が営業CFラインでヒットして、一方でPLでは減価償却されて複数年にわたって計上されている。FCFもマイナスがここ数年は続いている。
どちらも投資を積極的にしていて、障壁構築に費やしてはいるが、その違いが興味深い。