ネットフリックス、1-3月の契約者数見通しが市場予想下回る
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2019年Q2に北米の有料会員数が純減になった時には競争激化に対する懸念が出ましたが、終わったQ4をみるとその北米含め、世界4地域全てで純増になり、北米・EMEAの客単価も順調に伸びています。また、マーケティングコスト効率も着実に改善しており、営業利益率の改善が新年度も含めて続くとの見通しも示されています。
まだまだ収入に比べてコンテンツ投資が重たいため、売上増→コンテンツ強化の好循環を続けないと懸念につながる構図で、加入者の外部予想に対する到達度は目先の株価に影響を与えます。しかし、売上高の伸びをみる限り”まだまだやるな”というのが第一印象でした。
さてDISやAMZN(あるいはYouTube)はどうなっているでしょうか。これもプロ資本市場関係者向けメディアBloombergゆえのタイトル。次四半期の、会社予想が、市場予想を下回ったという話。その他一般人向けに正しいタイトルは「4Q決算は契約者数、収益ともに市場予測を上回る」。
市場期待値は別にして、椎名さんもコメントされているが、北米の単価増が興味深い。Disney +の参入含めて競争は激しくなっているはずだが、過去1年間で単価を上げてきている。値上げも2019年年始にした(下記)が、最安プランは8ドル→9ドルの増加。
一方で開示資料でのARPU増加はYoY+17%。スマホで見ること含めて複数デバイスプランへのアップセルも進んでいるということ。
顧客を取る地域と、アップセルを進める地域、戦略が明確。そして顧客を取る地域でもARPUは10ドル前後。Facebookは北米が他地域の数倍で高いが、Netflixは地域差がないのも興味深い。
https://newspicks.com/news/3604495