【Netflix決算】Disney+登場でも成長は続くのか、数字でおさらい

2020/1/23
経済ニュースを「数字」でつかみ、ビジネスパーソンの数字感覚を養う連載The Numbers。
いよいよ2019年12月期の決算情報が出始めた。本連載では、NewsPicks編集部が注目するグローバル企業を中心に、年間を通じてカバーしていく。
まずは1月21日(日本時間22日)に2019年12月期の決算を発表した、動画配信サービス大手の米Netflix(ネットフリックス)だ。
写真:iStock/Andrei Stanescu
世界で1億人以上のユーザーを抱えるネットフリックスは、日本市場での会員数が2019年に300万契約を突破。
ジャニーズの人気アイドル「嵐」のドキュメンタリー作品(2019年12月31日〜2020年12月31日まで不定期配信)といった新コンテンツにも期待が集まっている。
一方、最大の市場であるアメリカでは、自前の動画配信サービスを始めたディズニーやアップルとの競争が激化し、会員数の伸び悩みに直面。
通期決算の数字から、ネットフリックスの実態を見ていこう。
INDEX
☑売上高は27%↑・純利益は54%↑
☑有料会員数は20%↑の1.6億人
時価総額は16兆円・PERは100倍
巨額投資で手元資金は32.7億ドル減
広告より顧客満足度を重視

売上高は27%↑・純利益は54%↑