独VWの船舶エンジン部門、三菱重工など3社が買収案提示=関係筋
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おー、MANの船舶エンジン部門が売りに出るか。今はほとんど設計・ライセンシングビジネスだと思い、製造は三井E&S(旧三井造船)や、Hyundai Heavyなど造船大手が手掛けている。
コアビジネスではない一方で、すでにファブレスに近い状態なのでROIC的にも高いと思うので、売却をスゴイしないといけないようなビジネスでもないようには思うが…世界最大手の船舶用エンジンメーカーのMAN、親会社がVWなので、ディーゼルエンジンからも撤退なのでしょうか。
VWはCO2排出ゼロを生産時においても目指しており、EV自動車に大きく舵を切っています。
船舶においても、脱CO2の動きは出ているので、ここが潮時と見たのでしょう。今なら高く売れる、売って稼いだ資金をEVや電池に投資しようということでしょう。ソフトウェア投資も恐らく巨額になるでしょうから、売れるものでCO2排出が大きいビジネスは、売ってしまいたいということでしょうか?
三菱重工は、再エネにあまり熱心ではなく、既存ビジネスの拡大に注力でしょうか。
三菱日立パワーシステムズも日立が和解金を支払うことで、日立は火力発電から撤退し、三菱重工が引き継ぐことになるなど、Siemensとは違う動きをとっています。
そして船舶用のディーゼルエンジンの買収への名乗りです。
火力発電はまだまだ大丈夫、ディーゼルエンジンもまだまだやれる、今世の中が脱CO2に動いているから、残存者利益!と考えているわけではないでしょうが、縮小する市場にあえて注力するということなら、心配です。MANエナジー・ソリューションズは聞いたことがありませんでしたが、フォルクスワーゲンが売却を計画しているのは今年の5月頃から報道されていたようですね。51