[ロンドン 17日 ロイター] - サウジアラビアの原油生産が予想よりも早く通常状態に戻る見通しであることが17日、関係筋の話で明らかになった。
最新の状況について説明を受けたサウジの関係筋はロイターに対し、14日に発生した無人機による石油施設に対する攻撃で日量570万バレルの生産が滞ったが、このうち70%がほぼ回復したことを明らかにし、向こう2─3週間で完全に回復すると述べた。
[ロンドン 17日 ロイター] - サウジアラビアの原油生産が予想よりも早く通常状態に戻る見通しであることが17日、関係筋の話で明らかになった。
最新の状況について説明を受けたサウジの関係筋はロイターに対し、14日に発生した無人機による石油施設に対する攻撃で日量570万バレルの生産が滞ったが、このうち70%がほぼ回復したことを明らかにし、向こう2─3週間で完全に回復すると述べた。
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これで原油の供給が途絶えるリスクは低下したでしょう。
また修復までのアラムコの契約上の原油供給義務もアラムコの貯蔵している原油でカバーされると思われます。(因みに日本にもアラムコの原油が貯蔵されています)
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.excite.co.jp/news/article-amp/Recordchina_20170904011/%3Fusqp%3Dmq331AQQKAFwAZgBipDuhYPKup76AQ%253D%253D
アラムコのIPOの行方も気になります。
一度高まった地政学リスクは当面は投資家の頭には残るでしょう。
一方で原油価格が高止まれば、アラムコの企業価値という観点ではプラスに働くので、地政学リスク上昇のマイナス効果と相殺されるかもしれません。
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IPOの続報です。IPOは引き続き実施予定だそうです。
https://newspicks.com/news/4231803
既に70%が回復で、のこりも2-3週間で完全回復見込みとのこと。
現在のWTI原油は58.8ドル。攻撃前は55ドル、攻撃後一時62.5ドルほどにまで上昇したところからの落ち着き。ただ60ドル超というのは今年の3-6月、また7月にもつけていた水準ではある。
①で米国が放出するといった戦略備蓄(SPR)についてコメントしたが、これも今回の影響量に対して100日分程度はあり、すでに70%回復しているという意味でより影響は緩和される。月曜日に②でコメントしたが、やはり一定で落ち着いた。
とはいえ、市場を落ち着かせるという意味もあるようには思い、本当にどこまで回復するのかとは思う。施設として完全回復しなくても、色々な組み合わせで供給をできる算段は立ったということのようにも思う。
①https://newspicks.com/news/4227267
②https://newspicks.com/news/4227207
外国人労働者を総動員して24時間体制で挑むのでしょうか。
石油生産が早く元どおりでめでたし、という話でもなさそうですが。
ドローン攻撃だとされているわりに、ドローンの残骸がまだ出てきていないのも気になります。
また攻撃があまりにもピンポイントで、筐体の小ささがステルス性能を伴うとしても、イエメンやイランといった距離から遠隔操作しているとするには攻撃が正確過ぎるのでは?
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