【挑戦】弱肉強食のシリコンバレーで、一人で成功するための「3つの心得」

2019/8/26
あのシリコンバレーへと赴任──
こう聞くと、まず誰もが「華やかな世界」を思い浮かべるのではないか。アップル、Googleなどの巨人が生み出す革新的なテクノロジーに、次々と生まれる膨大なスタートアップのエコシステム。
多くのビジネスマンが一度は赴任したい憧れの地の一つだろう。
実際のところ、シリコンバレーに拠点を置く日本企業は近年増え続け、今や過去最大の913社が進出している。業種も、製造業から、IT系、素材系など、実に多岐にわたる企業がビジネスチャンスをめがけてやってくる。
だが、誰もが恵まれた環境で、ビジネスを展開できるわけではない。
特に最近よく目にするのが、会社から精鋭一人が派遣され、すべてを切り盛りする「一人駐在員」の事例だ。たった一人でシリコンバレーにやってきて、生活から、仕事までを立ち上げるのだから、苦労話も枚挙に暇がない。
彼らは、過酷な新しい環境の中でいかにビジネスを切り開いているのか。
連載1話目は日立ソリューションズの内田知宏さんに「一人駐在員」がシリコンバレーで陥りがちな落とし穴とその攻略法を聞いた。内田さんが一人で培ったメソッドは、多くのビジネスマンにとっても重要な教訓になるはずだ。

「何も進まない日本企業」はこう生まれる