1位はディズニー、「ブランド生態調査」の結果が発表に
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顧客とのタッチポイントの量と種類、そして深さ(コンテクスト)が影響しているだろう。ディズニーは納得の結果だが、USJもすごい。今回が第一回とのことだが、ブランドは長期的に力を発揮してこそ意味がある。来年以降の調査にも期待したい。
イオンにあってヨーカドーや西友にないものは?などと考えていくと良いかもですね。ココが興味深い。広告でも二つ以上のクロスメディア展開をすると同じフリークエンシーでも高く出るのと同じですね。それにしても「ディズニー」というのはマーケティングのお化けのような存在。夢の国なのか映画なのかとにかくタッチポイントめちゃくちゃ多いですからね
"複数の接点を持つブランドが複数のカテゴリでランクインした"ディズニー「夢と魔法の国」
私が、JTBに入社した1983年4月1日の2週間後、4月15日に東京ディズニーランドがオープンしました。新入社員の私の最初の仕事が、毎日朝7時に東京ディズニーランドの駐車場に行って、全国からバスで来る団体のお客さんの入場チケットを配布するという仕事でした。
ちなみに、ディズニーランドは、団体チケットや団体専用の入り口がないのです。ゲストはあくまでも、おひとり、おひとりという素晴らしいポリシーです。でも、その悲哀を味わったのが私です。何百台というバスで来られる何千人というお客さんに一枚一枚チケットを手渡すのです。
1カ月位して、「いつまでこれせなあかんのやろう?」「なんで俺だけこんなことせなあかんのやろ?」とネアカの関西人の私もさすがに落ち込みました。人間、仕事をしていて一番つらいのは、先が見えないことなんです。もう会社を辞めようと思いました。
でも、その駐車場にオリエンタルランドのオープニングスタッフとして働いていた不思議な女性がいたんです。彼女は、いつもバスを誘導しながらそのバスに向かって、笑顔で「こんにちは!ようこそ東京ディズニーランドへ!」と楽しそうに働いているのです。
ある日、私がその彼女に「せっかくディズニーで働いているのにミッキーやドナルドと一緒に働けないのは残念やね。」と言ったら、「いいえ、そんなことはないですよ。世界中からこの東京ディズニーランドに来られるゲストの方が、最初に出会うキャストが私なんですよ!こんな素敵な仕事は他には無いじゃないですか!」と笑顔で言うんです。なるほど、「物は考えようやな」と思いました。
だまされたつもりで、次の日からチケットを配るときに、私も気持ちを込めた笑顔で「こんにちは!」とやってみたんです。すると、お客さんが満面の笑みで「ご苦労様!」「ありがとう!」という反応。びっくりです!
自分の意識と行動を変えると、結果(相手の反応)も変わるということに気付きました。私は、この彼女の前向きな言葉と笑顔のおかげでJTBを1カ月で退職せずに済みました。
それから34年経った今も、その彼女は私が家に帰ると、いつも居ます。
でも、今は笑顔では迎えてくれません。